＊3 ページ3
結果2人ともとりあえず当たった。
誰と握手するかは
お互いがチェックすることにした。
｢やば。｣
ゆみが小さい声で言った
え？と思ってゆみの方を見ると
ゆみは画面をみてた。
ゆみ自体が声が出てた事に気づいてない
その瞬間、テテだ！って確信した。
ゆみのは、、、
とりあえず『せーの』で発表する事に
｢せーの！｣
｢テテ｣
｢ラップモンスター｣
その時、勝手に涙が出ていた。
ホントに嬉しくてしばらく泣いた。
今まで学生の頃アイドルとか好きになった事
もあったけどテテに対しては全然違う感覚。
それはただ子供の時と大人の時との違いだと
この時は思っていた。
握手会が近づいてきたある日。
｢今日は名札作るよ！で、着ていく服買おう！｣
ゆみが言ってきた。
｢名札ってなに？！｣
｢名札付けていくと名前呼んでもらえるんだよ〜！｣
｢そ〜なんだ〜。｣
名前呼んで貰ったとこ想像したら
顔がじわっとあつくなった。
やばい今絶対顔赤い。
芸能人相手に想像だけでここまでなるとか
恥ずかしすぎて、親友にも見せれない。
｢ちょっとトイレ行ってくるね｣
胸がドキ ドキして痛い。
どーしたんだろ自分。
流石におかしい絶対おかしい。
なんかもぉ好きすぎて辛い。
｢A大丈夫？｣
｢大丈夫大丈夫！急にお腹痛くなってさ〜｣
バレてない。良かった。
名札作りの材料を買って服を選ぶことに。
いつも通り自分の好きな服を選んでたら
｢ホントにそれにするの？！
テテに会えるんだからもっとお洒落してこうょ〜！
よし、今日は私が選んであげる！｣
ゆみはすごく女の子らしくってお洒落に
気を使っている。私なんかと一緒にいるのが
申し訳ないくらい差がある。
｢そーだね！今日はお願いしよっかな！｣
選び始めたゆみが手に持つものを見て
思わず二度見した。
｢ゆみ。待って、それ私が着るの？｣
｢そーだよ〜！可愛いでしょ？｣
｢可愛いけど、私そんなの着れないよ〜！｣
｢大丈夫！絶対似合うから！
好みじゃないのは分かるけど、
テテに可愛いって思われたくないの？！｣
｢はい。分かりました｣
テテって言われたらもぉ何も言えない。
買い物も無事終えて名札も作って迎えた当日。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：BTS-tt | 作成日時：2017年10月16日 23時
