BAD BOYS J−2−

７−１４ ページ44

逃げるゆたか


警察「おい、お前あっちじゃ」


警察「はいっ！」

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どんどん増えるBEASTの怪我人


段「・・・」

立ち上がり歩き出す

数「傘下のチームがどんどん抜けはじめてます
どこもゆたかを敵に回したくないらしく、Nightsの連中も段野さんがゆたかとグルになってヒロを襲わせんじゃないかと疑ってます

それでも段野さんがゆたかを信じるなら、俺も信じます
ですが、それはBEASTを捨てるときじゃと思っといてください」


段「もう腹は決まっとる
行くぞ」

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陽「ついに段野が動いたらしい」


司「え？」


寿「ようやくか」


エ「段野のやつ何で今まで動かんかったんじゃ」


陽「信じとったんじゃろ、ゆたかを」


司「信じとった？」


陽「昔、数から聞いたことがある
段野とゆたかは単なる敵同士じゃなくて、お互いの強さを認め合う戦友だったと」


司「戦友・・・」


陽「だから何が起きてもぎりぎりまで信じとったんじゃろ」


机を叩いて立ち上がる司


司「そんなの間違ってる」


寿「え？」


司「２人が戦うなんて間違ってる」


そう言ってオイスターから飛び出す


陽「おい、司！どこ行くんや！」


それに続いて３人も飛び出す


「司くん・・・」


心配そうに後ろ姿を見つめるA

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