好きだよ、竹内くん (ページ5)

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ちゃんと気持ちをページ5

こんなにも失恋が辛いと

初めて知った

何回泣いても、竹内くんが好きって気持ちは

無くならない、

(パパ)「おーいあゆみ大丈夫かぁ?好きなご飯を

ママが作ってくれたから食べよう！」

あゆみ「いい…大丈夫…いらない」

(パパ)「そんな事言わずにさー」

(ママ)「だからあの男の子はやめなさいって言ったのよ

あゆみにはもっといい人がいるのよ！ママが

探してあげるわ」

そのママの言葉にあゆみは部屋から出てきた

あゆみ「ママが私の人生決めないで、私は…私は

付き合えなくても竹内くんが好きなの!」

それだけ言うとスマホで誰かにメールして

外に出て行ってしまった

あゆみがメールした相手は

竹内くんだ

(メール内容)

「こんばんは。

メールしてごめんなさい。

あのちゃんと話したい事があります

待ってるのでうちの近くの神社に来てもらえませんか」

竹内はそのメールを読んで

仕事も終わっていたので

神社に向かう事にした

神社に着くと石のベンチの所に

あゆみが座っていた

(竹内)「わりー遅くなって、どうした？話って」

あゆみ「あのね…私の気持ちから竹内くんの事

好きって気持ちが無くならないの…

もう嫌なら会いにとかも行かないから

好きって気持ちだけは思ってて良いかな？」

(竹内)「なぁ?最初言われた時はビビったけど

嫌いじゃあないし、もう会いに来ないとか

言うなよ！まだ恋愛感情とかはもてないけど

俺にはお前が必要なんだよ！お前が言う言葉は

嘘やお世辞じゃあなくて心からそう言ってるって

信じられるし絵もちゃんと見てくれるし

自信もわくしさ。

それじゃあ不満かも知れないけどさ

話したりちょくちょく絵見て感想言ってくれないかな？」

あゆみ「うん。わかった。」

(竹内)「良し！良かった！じゃあ俺アトリエ

戻るからさ」

あゆみ「あの!一つ竹内くんの事涼真くんって

呼んで良いかな？」

(竹内)「うん！どーぞ！」

あゆみ「うん！ありがとう！涼真くん！」

(竹内)「じゃあ！また明日な！」

あゆみは固まる

(竹内)「ど、どうした？その顔は?」

あゆみ「私こんなの初めて…また明日ってこんな

素敵な言葉だって思わなくて

家族以外で私を必要としてくれてる人や

いつでも会いたいって思ってくれてる人がいるんだって

思ってこんなに嬉しんだね

私も生きてて良いんだよって言われてるみたいで

涼真くんまた明日ね！」

そう言って家に帰ってきた

その夜あのパパがキレた

それは次のお話で!