. ページ23
「で、貴方は誰ですか。」
私に殺気の籠もった視線を送ってくる可愛い声の男性。
逆に貴方は誰ですか。と聴きたいけれど、さとみくんのお客さんだから悪い人では無いと思う。
「えっと、Aです。」
「リスナーではないみたいですね。」
リスナーと言う単語に疑問を持つが、多分そうではない為はい。と答える。
「貴方はさとみくんのなんですか。」
なんですか。そう聴かれるとなんなんだろう。
私は困惑して、さとみくんに助けを求めた。
私の視線を受け取ったのかさとみくんはすかさずフォローを入れてくれた。
「Aは俺の妻。」
「「「はぁぁぁぁ?」」」
とても驚愕している莉犬さんと頭が紫色の少しおっとりした方以外の皆さん。
「後、お前らの名前やら俺との関係やらを一切知らないAがさっきから戸惑ってる。」
知ってたならもっと早くフォロー入れて欲しかったのに。
「それにしても、やっぱり反応面白いね。さとちゃん。」
「それな。」
莉犬さんは知っていたみたい。そういえば結婚の証人だった筈。
「まぁまぁ取り敢えず自己紹介しよっか。Aちゃんは俺らの事全く知らないからね。」
そうです。知りません。
「
「俺は
「
「
「莉犬こと、
ふむ、結構聞き慣れない名前があるなぁ。というか慈恵って………
ううんきっと気のせいの筈。
「改めて
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←.
41人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りふる x他1人 | 作成日時:2021年1月1日 14時