娘さんを僕にください! ページ6
数日後―――
私は今、蝶屋敷にいる。ちなみに手伝いのためではない。
なら何故かというと…
実弥「Aと結婚することになったァ」
しのぶ「知ってますよ。今更何言ってるんですか」
実弥「いやァ挨拶はちゃんとしとこうと思ってなァ。Aさんを俺にくださいィ」
もうお分かりですよね。結婚の挨拶に来てます。婚約してる事はみんな知ってるのに挨拶に来るっていう…。
すんごい恥ずかしい!!
「私は止めたんだけどね…。実弥さん変なとこで真面目だから」
実弥「ア゙ァン?💢」
しのぶ「あぁなるほど」
実弥「なるほど、じゃねェ!Aも変なとこで真面目たァどういう意味だァ!?」
しのぶ「不死川さん落ち着いてください」
「ほら、甘いものでも食べて落ち着いて?しのぶが出してくれたチョコレートすごく美味しいよ?」
しのぶ「それカナヲが買ってきたんですよ。皆で食べたいからって、1番大きい物を」
カナヲが…?
「そうなんだ…。カナヲが……」
成長したなぁ、最初は一言も喋ってなかったのに。やばい泣きそう。
「後でカナヲにお礼言っとこう」
実弥「………お前ェ本当の目的忘れてねェかァ?」
あ、そうだそうだ。結婚の話だ。
「いいんじゃないですか?許可は既にもらってますし。」
実弥「ハァ……」
しのぶ「式の準備は順調ですか?」
「別に式はやらなくてm((実弥「アァ、順調だァ」
「実弥さん…」
忙しいだろうし、別にやらなくてもいいと思ってるんだけど、実弥さんがどうしても譲らないんだよね。
しのぶ「A、一生に一度のことですよ。私たちのことは大丈夫ですから式はやりましょうね?」
「ウッ…はい」
知ってたけど、笑顔の圧がすごい。怖いよしのぶ。
実弥「後はお前ェの晴れ着ぐれェだァ。さっさと決めろよォ」
「えっそうなんですか?他は?」
実弥「殆ど終わらせたァ」
準備早くないですか?え??普通そういうのってもっと時間かかるものじゃないんですか?
しのぶ「任務中もずっとその事しか考えてなかったですからね」
実弥「オイ胡蝶ォ余計なこと言うなァ」
えぇ…ちょっと実弥さん、ちゃんと仕事してくださいよ。そんなんだから傷が絶えないんですよ。
実弥「てことだァ。俺ァ今から任務だがちゃんと決めとけよォ」
「はぁ…わかりましたよ」
もう降参だ。ちゃんと考えよう。任せっきりも悪いし。
式って疲れるね…
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鈴音月 - ゼリーさん» やさしい゛゛゛!! (2021年6月14日 20時) (レス) id: 7ac441a921 (このIDを非表示/違反報告)
ゼリー - こちらこそお忙しい中更新してくださってありがとうございます! (2021年5月31日 17時) (レス) id: 4ef789830e (このIDを非表示/違反報告)
鈴音月 - ゼリーさん» ありがとうございます(泣) (2021年5月29日 13時) (レス) id: 665296cf15 (このIDを非表示/違反報告)
ゼリー - 受験生なんですね!受験勉強頑張ってください! (2021年5月25日 21時) (レス) id: 4ef789830e (このIDを非表示/違反報告)
鈴音月 - ゼリーさん» まじですか!?!?おめでとうございます!!(気が早い)応援のお言葉もとても嬉しいです…。更新遅くてすいません。受験生なもので、ね、うん、言い訳は良くないですね。頑張ります!!! (2021年5月23日 11時) (レス) id: 665296cf15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴音月 | 作成日時:2020年12月21日 22時