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「ごめん、ほんと今更過ぎるけど名前聞いてなかった」
カフェを出て並んで歩きながらそんな会話。
「A、です」
「Aちゃんね、覚えた」
じょーじさんに
名前呼ばれちゃった。
...Aちゃん、
って。
「歳は?」
「え、と」
「あ、待って、当てたい」
んー、と考える素振りを見せる。
ああ、やっぱ、格好いいなあ。
「分かった、18」
「惜しい、17です」
「え、ほんとはもっと上かと思ってた」
「...どういう意味ですか」
「や、見た目は15、6くらいに見えるけどなんか落ち着いてるから」
「よく言われます」
初対面の人とこんなに話せたの初めて、
でも妙な緊張感はずっとあって。
自分の体じゃないみたい
心臓がいつもと違う
とく、とく、とく
っていつもより少しだけ駆け足で。
それが心地良いのか悪いのか
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AIRIjinr(プロフ) - せっかくの小説が、、 (2017年3月23日 22時) (レス) id: e3240d5c29 (このIDを非表示/違反報告)
AIRIjinr(プロフ) - ピンクだと見えずらいですねw (2017年3月23日 22時) (レス) id: e3240d5c29 (このIDを非表示/違反報告)
AIRIjinr(プロフ) - すごい!!ピンクだぁー (2017年3月22日 16時) (レス) id: e3240d5c29 (このIDを非表示/違反報告)
つゆ(プロフ) - AIRIjinrさん» ありがとうございます、楽しんでいただけたら嬉しいです! (2017年3月21日 20時) (レス) id: a62b1469fd (このIDを非表示/違反報告)
AIRIjinr(プロフ) - 更新ファイト!!応援してますーーーー!面白過ぎ!! (2017年3月21日 12時) (レス) id: e3240d5c29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つゆ | 作成日時:2017年2月19日 22時