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「今日はほんとにありがとう、付き合ってくれて」
「いえ、こちらこそ。楽しかったです」
「わざわざ駅まで送ってくださって、ありがとうございます」
「や、これくらい普通でしょ」
薄い笑みを浮かべるじょーじさん。
ほんとにこれでお別れ。
きゅっと胸が締めつけられる。
「これ、」
小さな紙袋を差し出した。
「今日付き合ってくれたお礼。」
「...あ、りがとうございます」
受け取ると軽くて、小さな物だと分かった。
「俺が良いなと思った物だけど、気に入ってくれたら」
じょーじさんがくれた物を
気に入らないはずがない。
なんとなく、じょーじさんの口から別れの言葉を聞くのが嫌で。
「...じゃあ。ほんとに楽しかったです」
______さようなら
「ばいばい、」
______またね
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AIRIjinr(プロフ) - せっかくの小説が、、 (2017年3月23日 22時) (レス) id: e3240d5c29 (このIDを非表示/違反報告)
AIRIjinr(プロフ) - ピンクだと見えずらいですねw (2017年3月23日 22時) (レス) id: e3240d5c29 (このIDを非表示/違反報告)
AIRIjinr(プロフ) - すごい!!ピンクだぁー (2017年3月22日 16時) (レス) id: e3240d5c29 (このIDを非表示/違反報告)
つゆ(プロフ) - AIRIjinrさん» ありがとうございます、楽しんでいただけたら嬉しいです! (2017年3月21日 20時) (レス) id: a62b1469fd (このIDを非表示/違反報告)
AIRIjinr(プロフ) - 更新ファイト!!応援してますーーーー!面白過ぎ!! (2017年3月21日 12時) (レス) id: e3240d5c29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つゆ | 作成日時:2017年2月19日 22時