人気者の副会長！【魔ｄ！】 (ページ37)

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sideA

ショッピ君はどんどんと足を動かしていく。
どこ行くんだろう？
そう思いながらショッピ君について行くとついた先は＿＿

sp「ついたで」
『！ここって！』

私が今行きたくてたまらない場所＿＿我々師団の師団室だった。

『すごーい！ショッピ君ってエスパー！？』
sp「？えすぱー？は知らんけど喜んでくれてなによりや」
『ありがとう！！』

そう言って私は久しぶりに見るオンボロの扉のドアノブに手をかける。

そして扉を開けると

tn「！？なッ何で副生徒会長が！？」
『ふぇ？』

ピンク色の豚の悪魔が大量にあるご飯を食べながら私を見て驚いていた。

sp「A。こいつやで。新入団員」
『！そうなんだ！』
tn「あッあの～･･･話がみえへんのですが･･･」

豚君が困ったようにショッピ君に話かける。

sp「トントンさん。俺とクラスメートで我々師団の団員･･･」
『Aです。よろしくね～！』
tn「え！？でも生徒会も師団の１つじゃ･･･」
『あー･･･ほら、我々師団って生徒会非公認師団なの。だから生徒会や他の人から言わすと私達は師団に入ってない事になってるから･･･』
tn「あぁ･･･そうだったんですか。」

トントン君が何かを察したように私に苦い笑いを向ける。
お願いだからその笑顔止めて･･･！！心が抉られる･･･！

tn「よろしくお願いします。A先輩。」

トントン君は私に向けて手を向ける。

『こちらこそよろしくね！トントン君！』

私はトントン君の手をとって優しく握り返すと

tn「ぁ･･･ぅ･･･ッ」

顔が真っ赤になっていた。

『？どうしたの？』
tn「へあッ！？いいいいえっ！なッ何でもありましぇん！」

トントン君は慌てて手を離す。
熱でもあるのかな？
というか悪魔って風邪ひくの？

pe「･･･Aちゃん。ほんとそういうところだよ･･･」
『？？どしたの？ペーさん？』
pe「無自覚天然って恐ろしい･･･」
『？？』

私はペーさんの言っていることが分からず思わず首をこてん、と傾げる。

tn「何で使い魔が喋ってるんですか･･･？」
『あ。』
pe「あ。」

※このあと説明にめちゃくちゃ時間がかかった。