ナポレオンに喝采を！３【あんスタ】

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私の言葉に目を見開いていた守沢先輩だけど、
すぐにまたあの笑顔に戻った。

意味があるわけでもなく、見つめ合っていたとき。




「うわあああ!?隊長殿と神谷殿がっ…!?」

「忍くん、見ちゃダメッス！」

「そういう関係なの…？めんどくさ…」



「え、仙石くん、南雲くん、高峰くん!?」



なんでこんな反応されてるんだ、と困惑して
自分の状況を見つめ直す。

守沢先輩に抱きしめられてて……あ。




「す、すすすすまん！！」

「いえいえいえいえいえ」




守沢先輩も今気づいたみたいで、パッと離される。
私は私で高速で首を横に振る。



「3人とも、違うんだよ！これには深いワケがあってね、」


「う、裏切り者！拙者と同じだと思ってたのにー！」

「ぐはっ」




仙石くんに睨まれて、神谷に5000のダメージ。

おい南雲くん笑うな。




「…お幸せに」

「言葉と表情が一致してないよ高峰くん！」



うわあ、とでも言いたげな軽蔑しきった目で
私を見る高峰くん。

ねえ傷つく。




「守沢先輩、違いますよね!?」

「あ、ああ！俺は正義の味方だ、この世の全ての悪を倒すまで彼女はつくらん！」

「この世の全てのアクっスか？」

「よく火にかけた鍋にでるよねーって違う！」





南雲くんがボケだったなんて聞いてない！

もう収集つかないよこれ！




「さわがしいですね〜、つぎの『かつどう』しなくていいんですか？」

「か、奏汰！そうだな！よし、行くぞ！」




まさかの深海先輩がその場を収めたのだった。







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