ツンデレその96 ページ50
颯真と来里が顔を赤くしながら歩くこと数十分。
ようやく、自分の家が見えてきた事に颯真は、ホッとする。
まぁ、自分がこんな緊張するような雰囲気を作ってしまったのだが...
颯真は、ふと隣を歩く来里を見る。
ピンク色の髪が歩く度に揺れていて、頬はほんのり赤くなっている。
すると、颯真の視線に気づいたのか来里が鋭い視線で颯真の方を見てくる。
「何よ」
「いや、何でもない。ただ、綺麗だなって思って」
颯真のその言葉で来里の顔は、一気に赤くなる。
「うるさい。早く鍵開けなさいよ」
「はい、はい。素直に喜べばいいものを」
呆れながら鍵を開けてやると、来里は颯真を押してそそくさと家に入る。
「おい！ ここ俺ん家だぞ」
「今は、私の家でもあるの！！」
「ったく」
颯真は、自分の靴とバラバラに脱がれた来里の靴を並べると二階の自分の部屋に向かう。
「はぁ、そういや明日までテストか」
一人でそんな事をぼやきながら、制服から私服に着替える。
確か明日は、英語と理科だったはずだ。
英語は文法を覚えているか不安だし、理科は計算問題が不安だった。
まぁ、どっちも来里にしつこいくらい教えられはしたが、生憎颯真はすぐ忘れるタイプだ。
ちゃんと覚えているかどうか不安だった
と、颯真が明日のテストの事を考えていると来里が一階から叫ぶ声がしてきた
「颯真ー？ あんた、この前勉強したやつもう忘れてるでしょー？ 着替えたら特訓してあげるから早く降りてきなさいよー」
「ゲッ！ 俺が今不安に思っていたことを」
なぜか、忘れてる前提になっているのは気に食わないが、サボろうものなら何をされるか分からない
颯真は、仕方なく一階へ降りた
続く (更新停止中)
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＊くらげ＊(プロフ) - コメント失礼致します!!読んでて凄くドキドキしました!!お気に入り作者登録&お気に入り作品登録失礼致します!!続き楽しみに待ってます!!長文失礼致しました! (2020年7月2日 14時) (
レス) id: 95c16b8e58 (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - 殺戮アリスさん» ありがとうございます(*≧∀≦*) (2019年3月15日 17時) (レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)
殺戮アリス(プロフ) - 面白かったです！ (2019年3月15日 16時) (レス) id: 966ac381c6 (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - ランさん» アドバイスとコメントありがとうございました！！参考にさせていただきます！！ (2019年3月12日 21時) (レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)
ラン(プロフ) - 一つアドバイスをさせてもらいますと、会話文が続くところは改行を少なめにしてみた方がいいと思います。地の文と会話文の区別をはっきりさせた方が良いと思いました。個人のアドバイスなので参考程度にしてください。イベントに参加して下さりありがとうございました！ (2019年3月12日 19時) (レス) id: 48cb23a0f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雛 | 作成日時：2019年2月4日 18時
