よんわ ※ちょいグロ ページ6
貴「……園原さん……？」
園「う……ヒック……！！！…………………鈴音君」
貴「大丈夫？ほら、体育館に「近寄らないで！」………え？」
園「来ないで……。どうせあんたも……。アンタも化け物呼ばわりするんでしょ！？」
おやおや……。この子は思ってたより手強そうだね…。
貴「しないさ。大丈夫、ボクはほんの少し、ほんの少し一緒にいるだけでいいんだ」
ーーーそうしたら楽になれるよーーー
という言葉は口には出さない。
園「ほ、んとに？ホントなの？」
貴「うん、本当だよ。………そしたら楽になれるよ？(ボソッ」
園「！？」
どうやら言ってしまったようだ…。仕方ない。全部言って、やっちゃおう。
貴「ボクと一緒に居たら、君の中の赤いものがブシャッ！って出るんだ」
園「あ……。い、居たくな……」
貴「痛い？大丈夫。一瞬で終わるよ」
園「嫌……！近づかないで……！！」
貴「心の準備はできた？覚悟は決まった？……………ま、決まってなくてもやるけど」
園「ひっ……！や、めて………！グアッ！！！！」
ボクは、斧を彼女に突き刺した。
赤い液体が、真っ赤な臓器が！グチャグチャと音を立てて……！
そして、何度も何度も………！フフフッ！
園「あ"あ"あ"あ"！！！！！や、め………カヒュッ」
貴「あははっ！たーのしいっ♪」
園「ぁぁぁあああぁぁあ！！！！！……………う"………が、はっ」
貴「あーあ、動かなくなっちゃった」
ボクは、赤く染まったヒトの殻を放り投げる。
いや、袋の中に放り投げた。
貴「さぁ……。後片付けは……。あ、服が汚れてしまった。早く着替えよう」
今は、もうすぐ昼休みの時間だ。ボクはいつまでヒトで遊んでたんだろう。
できるだけヒトの少ないところから進む。ま、会ったらやればいい話なんだけど。
〜男子更衣室〜
貴「ふう、着いた。まず服を洗おう。………………よし、洗おっと」
〜五分後〜
貴「うん、落ちた！教室に行こう」
ん？視線を感じる……。！まさか！！
貴「田山……か？」
田山「！なんで分かった…」
貴「いや、田山かなぁって」←
………絶対、こいつは見てた。
ならば、嘘をつこうじゃないか。
田山「あ、な、なんで体操着が赤かったんだ…？」
貴「あ、あぁ。それはね……」
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作者名：美雷 | 作成日時：2014年7月19日 21時
