セ ピ ア の サ ー カ ス 。《 緑 》

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神「え？！お、俺が？！」


「うんっ、神ちゃんならできるやろっ？」


神「無理無理無理！だって‥‥」


「だって‥‥？」


神「恥ずかしい////」


ただいま絶賛困り中。


「王子様！神ちゃんにぴったりやん！」


個人出し物で演劇をすることになった人達から


無理なお誘いを受けてます。


神「だってぇ〜‥‥」


「出番最後だけやん！」


神「その最後、に問題があるんやんか！」


「なんで？」


神「なんでってぇ！‥‥///」


白雪姫って‥‥


だって‥‥


そう、やんな‥‥


「あー、キスね。」


神「だぁっ！//////」


「別に角度だけでええって。

客席に背中向けて覆うように‥‥って、

神ちゃ〜ん？聞いてる〜？」


嫌や。


角度だけでも嫌。


だって、Aちゃん見てるやん‥‥。


「分かったよ。他の人に頼むから。」


神「ごめんな。そうして。」


「じゃあ神ちゃんは何をするんさ。」


神「え？」


「喫茶店の店員も断って、

グループ出店も参加せんと、個人も出えへんねろ？

一体何をするんよ。」


神「‥‥だって不安やん‥‥。

初めてやで？」


「しげちゃんはノッリノリで

喫茶店のウェイターやるって言ってたけどな。

ノリノリちゃうで、ノッリノリ。」


神「しげ‥‥‥‥な。」


「‥‥なんかあったん？」


神「別に‥‥？

まぁ、なんか出なあかんのは分かってるし、

考えとく。ありがとうな。」


じゃ、そう言って背中を向けて帰った。


　

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