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第 2 章 セ ピ ア の サ ー カ ス ページ1

 


神「ごめんな、色々と‥‥。」


静かに首を横に振るAちゃん。


学校からそのままAちゃんを連れ出して


今カラオケに居る。


神「復讐って‥‥ふふっ、

軽く言ったけどどうするんやろ。

なんであんなこと言ったんやろな‥‥ふふっ」


アホらしくなって、笑ってしまう。


何強がったこと言ったんやろ。


ピロンッ


A考えてへんかったんや


顔みたら、目がテン。


てっきり考えてるんやと‥‥


って顔してる。


そらそうよな。


神「‥‥‥‥あぁ!

もう歌お!歌っちゃお!」


‥‥‥‥


カラオケ‥‥‥‥?


Aちゃん‥‥‥‥?


あの日のことを思い出した。


神「‥‥‥‥なぁ‥‥」


顔を上げたAちゃんに、


マイクを渡した。


えっ、とでも言いたげな驚いた顔。


神「なんか歌ってや。」


眉をゆがませて、あたふたする。


しばらく待った。


神「‥‥ごめん、無理言って。

ええよ無理せんで。変わりに俺が‥‥」


『う‥‥』


久々に聞いたこの声。


『‥‥‥‥う、歌‥‥う‥‥‥‥』


俺は目を見開いた。


自分でお願いしたのに、衝撃が走る。


神「ほ、ほんまに‥‥?」


コクりとうなずいて、


曲を入れる。


何、歌うんやろ‥‥


〜♪


神「!」


聞き馴染みのある優しいメロディ。


すっと、Aちゃんは


マイクに口を近づけた。


『小さい頃は〜‥‥』


この部屋に鳴り響くAちゃんの歌声。


優しさに包まれたなら。


彼女の声によく合ってる曲やった。

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設定タグ:神山智洋.学園 , ジャニーズWEST , セピアのサーカス   
作品ジャンル:恋愛
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胡 桃 抹 茶(プロフ) - かみこたさん» コメントありがとうございます。今更なんてとんでもない!いつでもコメント大歓迎〜♪神山さん自体のキャラを掴んだときの印象をそのままぶつけた作品です。かっこいいとこをちゃんと描けて良かったです^^ よければこれからも宜しくお願いします☆ 胡桃 抹茶 (2017年11月13日 2時) (レス) id: 331a9a7d79 (このIDを非表示/違反報告)
かみこた - 今更ですが、この小説全部読みました!神ちゃん…かっこよすぎです! (2017年11月11日 12時) (レス) id: c79402165e (このIDを非表示/違反報告)
胡 桃 抹 茶(プロフ) - あこさん» コメントありがとうごさいます。キャッーーー!ってなってもらえてよかったです笑こちらこそ最後まで読んでいただきありがとうございました。 胡桃 抹茶 (2017年8月9日 21時) (レス) id: 331a9a7d79 (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - 最高でした!!最後、キャッーーー!ってなりました笑ありがとうございました! (2017年8月9日 20時) (レス) id: e651a5e97c (このIDを非表示/違反報告)
胡 桃 抹 茶(プロフ) - 奇抜チビさん» コメントありがとうございます^^実は携帯に不具合が出て、やっと直った所なんです‥‥そのことすらお知らせ出来なくて!お待たせして申し訳ありません(; _ ;)これから更新再開させて頂きます♪ 胡桃 抹茶 (2017年6月17日 1時) (レス) id: 80fc9983ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:胡桃 抹茶 x他1人 | 作成日時:2017年5月8日 10時

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