”愛して欲しい”は嘘じゃない。 (ページ7)

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「ってことで今日の晩飯からはお前が作れ」

「え」

「あ？”出来ること”でまさか料理だなんて言うとは思わなかったけど、言ったんだからちゃんとやれよ」

「…はい！」

「おい」

継ぎ接ぎの人は相変わらず不機嫌な顔してたけど、とりあえず手の人は受け入れてくれたっぽかった。

「ありがとうございますっ！」

そう言うと継ぎ接ぎの人以外は頷いてくれた。

「じゃあ黒霧、トガとトゥワイスとスピナー呼べ。自己紹介の時間だ」

「あ？リーダーまじで言って」

「煩い。黒霧、さっさと呼べ」

「・・・はい」

「如月‥結子、だっけ？お前

なんで拾われてきたんだ？」

ああ、やだなこの人。

全部を見透かすような緋い瞳。

さっきだって帰る場所がないってバレちゃったし。

いつかバレちゃうんだろうな、私の個性。

「弔くん、どうしたんですかぁー？」

「おい死柄木、なんのようだよこんな時間に」

「おいおいまじかよ本当か？いやうそだ！ありえねえ！」

どこからともなく現れたのは・・・・

またまたやばそうな人たちだった。