48.珠世様の願い ページ48
結局僕は愈史郎さんに首根っこ掴まれながら珠世さんの
家…?屋敷…?敷地かな…うん、敷地だな(自己解決)に着きましたよ
「えっと愈史郎さん、ここが目的地ですか?」
愈「そうだ、ついて来い」
そう言うとやっと愈史郎さんは僕の首から手を離し僕はやっと開放された
「けど愈史郎さん?ここ思いっきり塀ですけど?何?裏側ですか?え?裏側ですよね。普通に玄関から入りましょうよ」
愈「お前、少し黙る事はできないのか」
あ、まずい、愈史郎さん滅茶苦茶怒ってる。僕黙ったほうがいいね??うん、そうだね??
あまりに愈史郎さんが怖かったので黙っていたら愈史郎さんは塀に突進…とまでは行かないが普通に入っていった。
「…………え?」
愈「何をしている、早く来い」
え、だってこの人塀の中にのめり込んで行ったよ??ねぇ大丈夫?これ入ったら死ぬとか無いよね???
僕は不安になりながらも塀の中へ入ったら
玄関先で珠世さんが先に待っていた
「あっ、珠世さん、先程ぶりです」
珠「Aさん、お待ちしておりました」
「あれ、僕名前言いましたっけ…?」
そう、僕は珠世さんに名前を教えた覚えは無い
珠「いえ、貴方の噂はよく耳に入っていたので」
「あ、そうだったんですね…それで僕にお願いと言うのは何でしょうか…?」
珠「ここでは何ですし…中でお話しましょうか」
そう言い珠世さんは僕を中へ入れてくれた
そして客室のような所へ案内され少し待っていると珠世さんが話し始めた
珠「Aさん。この願いは非常に酷な願いかもしれません…それでも聞いてくださいますか…?」
「勿論、大丈夫です。」
正直言って鬼狩りよりも酷な事は無いからね
それにわざわざ頼んで来てくださったんですし内容くらいは聞いて差し上げないと失礼でしょう?
僕こう見えて常識人だからさっ
そう脳内で独り言を一瞬で言い終えた後
珠世様が口を開いた
珠「貴方のお兄さんを、探し出してほしいんです」
「……え?」
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無一郎ファン - 無一郎をいれてください〜! (2020年8月6日 17時) (レス) id: 835185f078 (このIDを非表示/違反報告)
月の狼 - ちょぉぉぉ面白かったですむいちろう君と絡ませて欲しいです! (2020年4月22日 10時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
小雪 - 天の呼吸の読み方 あまの呼吸 とか そらの呼吸 とか てんの呼吸とかわどうでしょうか。わたし的には そら です。参考にどうぞ¿ (2020年4月8日 19時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨乃 咲夜 | 作成日時:2020年3月7日 0時