47.珠世様は美しい、それ分かるよ ページ47
下を向いて歩くというのはやはりあまり良くないらしく誰かにぶつかってしまった。
僕、いつも誰かにぶつかってないかな…
「あっ、申し訳ありません…!!こんなど阿呆で間抜けな醜女の僕なんかがぶつかってしまって…本当にすみません、すみません、すみません……」
愈「お、おい誰もそこまで言ってなかっただろうが」
愈史郎さん………
元はと言えば貴方のせいだからね??
そして謝り続けていたら相手の方が何か言い出した
「あ、あの…私は大丈夫ですので…」
「あ、良かったですぅぅ…お怪我でもされてたら僕はもうどうしようかと……」
どうやら相手の方は無事だったらしい
愈「無事なら良かった…ほら行くぞ」
数分後
「ちょっと愈史郎さーん?」
「おーい?」
さっきからずっと僕はこの調子で愈史郎さんに呼び掛けているのだが…彼は僕の事を全力で無視しそのまま引き摺って行っている。
「ちょっとー??」
愈「煩いな!!ちょっと静かにしろ」
「あっ…はいすみません………」
やっと気づいてくれたのかなと思ったら罵声を浴びせられましたよ!!何なんですかね!!!
僕もうちょっとあのぶつかってしまった方とお話がしたかったんですけれども!!
まぁ仕方ないか!!
だって!!
「珠世様が待ってるもんね!!!」
そう言うと愈史郎さんが何か言い出した
愈「お前、珠世様に失礼の無いようにしろよ……しかし珠世様は何時見てもお美しい…」
「それは分かるよ、愈史郎さん…」
そう言いながら僕達は珠世さんが指示したと思われる場所まで歩いていった。
________
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??「面をつけた少女とは会えたか?」
そう鬼舞辻様が聞いてくる
「鬼舞辻様……。まぁ会えたと言えば会えました、久々の再開でしたが術で姿を変えていたので分からなかったと…
以前茶屋で遭遇した時も怪しまれはした物の正体が分かるまでには行きませんでした」
そう言うと鬼舞辻様が口を開く
無「そうか、私はなるべく早くあの少女を鬼にしたいと思っている」
「しかしっ…!!」
無「今すぐにではない。全ての記憶と力を取り戻してからだ。そうして鬼にし、私はやっと…完璧な存在になるのだ……天龍寺A……必ず私の元へ連れてきてやる…氷雨、少女と接触し全てを思い出させろ」
「御意…!!」
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テスト終わりました〜
見事撃沈しました()
少し不安ですが更新ペースあげます
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無一郎ファン - 無一郎をいれてください〜! (2020年8月6日 17時) (レス) id: 835185f078 (このIDを非表示/違反報告)
月の狼 - ちょぉぉぉ面白かったですむいちろう君と絡ませて欲しいです! (2020年4月22日 10時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
小雪 - 天の呼吸の読み方 あまの呼吸 とか そらの呼吸 とか てんの呼吸とかわどうでしょうか。わたし的には そら です。参考にどうぞ¿ (2020年4月8日 19時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨乃 咲夜 | 作成日時:2020年3月7日 0時