45.鍛錬放棄の罪は重い ページ45
お団子を四つ食べる予定だったと兄に話すと兄は「死ぬぞ」と即答したのですが僕は構いません。
食べます。
「あれ、と言うかあの日なんで君達は僕の所に駆けつけたの?あの日は僕、煉獄さん直伝の鍛錬しとけって言ってたよね?」
真「あ、え?えっと別にお前もどーせ甘い物食べに行くんだろうし
どうせ当分帰って来ないんだろうし俺ら稽古少し位休んでもバレないだろうなとか思ってませんでしたからね?!!な?!!榊?!!」
何、なんて?急ぎ過ぎて聞こえなかった
と言うかこいつ後輩に罪なすりつけようとしてないか?これ大丈夫?
榊「あ、そ、そうですよ?!!その街に新しい茶屋が出来たからサボりがてらそこに行こうとかまず考えても無いですからね?!!」
真「おい馬鹿っ…」
いやサボりがてらそこに行こうとしとったんやろ…と言うか考えてないならなんで出てくんねん。そこら辺考え直してから出直しきぃ…
「君達ぃ…僕言ったよねぇ?
……サボったら分かってるよな?って…」
そう、僕はちゃんと忠告したはずだから
別に何したって文句は言われない筈だ
真「い、いやけど結果的にA助けられたし?!!」
この兄、抜かしおる!!!
「それただの偶然だからな?!!」
そう言い返すと今度は榊君が何か言い出した
榊「偶然でも助けたのは俺達です!!結局結果良ければ全ていいんですよ!!分かりました?!!」
なんか全く説得力ないんだけどこの子…
え?まさかこれで納得したとでも思ってる?
「いやいや、サボってたのは事実だろうし鍛錬放棄の罪は重いからな?覚悟しとけよ????」
そう言うと二人は諦めたかのように地面に膝から崩れ落ちていった。
そんな事を話していたら綺麗なお姉さんがお団子を持ってきてくれた
「あれ、お姉さん、何処か出会いましたっけ?」
「気のせいだと思いますよ」
そう言われてしまった…うーんどこかで会ったと思うんだけどなぁ…
「あ、二人共お団子来たけどどうするー?」
真「全部やるよ…」
と、言う訳で全部食べる事になりました。
うーんお団子おいしぃぃ………!!!
「……あ、忘れてた、勿論君達には帰ったら鍛錬してもらうからな」
「「勘弁してください」」
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無一郎ファン - 無一郎をいれてください〜! (2020年8月6日 17時) (レス) id: 835185f078 (このIDを非表示/違反報告)
月の狼 - ちょぉぉぉ面白かったですむいちろう君と絡ませて欲しいです! (2020年4月22日 10時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
小雪 - 天の呼吸の読み方 あまの呼吸 とか そらの呼吸 とか てんの呼吸とかわどうでしょうか。わたし的には そら です。参考にどうぞ¿ (2020年4月8日 19時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨乃 咲夜 | 作成日時:2020年3月7日 0時