16.僕が不甲斐無いばかりに申し訳ありません ページ16
「不死川さん、すみませんでした…
僕が不甲斐無いばかりに鬼に一蹴りくらわれてしまって…多分肋骨折れました。
それを庇ってくれた不死川さんは多分足やっちゃってます、なのに引きずられながらも藤の屋敷まで連れてってくれてずみ"ま"ぜん"」
僕は痛さと怖さの両方で今は号泣している。
何故こうなったかって?詳しく教えてあげるよ(白目)
遡ること数分前______
「あ、なんか強そうなの来た、んーなんだってぇ?上弦…の零…?」
は?なんだよ零って聞いてないぞ
しかも暗くて身元しか見えん
「ちょっ不死川さ「前見ろォォォ!!!」グッハッッ!!」
突然来た攻撃に気づけずに受け身は取れず不死川さんが庇ってくれた。
僕はすぐに体制を立て直し戦っていたが日が開けてきて何とか助かったと言うところだ。
不「ったく、お前危うく死んでたぞォ…」
「はい全くその通りで御座います。。そう言えばあの鬼最後に稀血とか言ってませんでした?」
不「俺が稀血なんだよ…悪かったなァ」
やばいまじで不死川サンキレテル。
「大怪我してるのに引きずってもらってすみません。あ、見えてきましたよ…」
僕達は死にかけながらもやっとの思いで藤の屋敷に到着した。
その後処置を受けたが1日ゆっくりして蝶屋敷へ、と言う形になった。
「あ、不死川さぁん、さっきぶりですね。怪我、どうでした」
不「てめぇのお陰で手と足やっちまった」
「申し訳ありませんんん。」
不「テメェは?」
僕は満面の笑みで答えた。
「重症です!肋骨綺麗にやってました!!多分不死川さんいなかったら死んでました!!でもあれじゃないですか不死川さんいっつも怪我した跡みたいなのあるから良いんじゃないですか?ほらあれ見せびらかしてる…し…」
あ、やばい事言っちゃったかも
今にも僕を殺りに来そうな顔してる
「すみませんでしたおはぎでどうか御勘弁を。」
そう言うと不死川さんは何処かへ消えた。
最後に「おはぎ忘れんなよォ」とか言うかっこいいかわからない台詞まで言ってくれた。
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無一郎ファン - 無一郎をいれてください〜! (2020年8月6日 17時) (レス) id: 835185f078 (このIDを非表示/違反報告)
月の狼 - ちょぉぉぉ面白かったですむいちろう君と絡ませて欲しいです! (2020年4月22日 10時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
小雪 - 天の呼吸の読み方 あまの呼吸 とか そらの呼吸 とか てんの呼吸とかわどうでしょうか。わたし的には そら です。参考にどうぞ¿ (2020年4月8日 19時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨乃 咲夜 | 作成日時:2020年3月7日 0時