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出て行った方を見つめる。

照が机に拳を叩きつける音に、佐久間の肩が動いた。

ふっかが椅子へへたり込む。阿部の顔が歪む。舘さんがため息をついた。


最悪だ。



「ねぇ...これ、どうすんだよ...」

「...知らねぇよ、」

「...」

「...」

「A、出ていったよ...?誰が追いかけんの、誰が...、」

「佐久間、今行ったって何も変わらない、」

「、もう分かんねぇよ」

「っ、」



誰もがむしゃくしゃしていた。

アイツの態度にも、その気持ちに気付けなかった俺も。
ふっかは、照の胸ぐらを掴んだ。



「、分かんねぇでほっとくのかよ」

「だったら何が出来るんだよ、!」

「落ち着けよ!!」



涼太の声が響く。
放って置けない。
でも、今までみたいに出来ないのも事実だ。


"辞める"


その言葉だけは、言って欲しくなかった。
今まで、自分に精一杯で...それでも、俺らなりに守ろうとしていた事が、全部全部意味がなかったのかもしれない。



「っ、」

「佐久間!」

「...ああもう、くそっ!!!」



佐久間が出て行って、あべちゃんが力なく座り込んで。


最悪の結末だった。

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美紀(プロフ) - 移行おめでとですコロナと最近温度差がすごいので体調などにも気をつけてくださいね (2022年3月28日 10時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千景 | 作成日時:2022年3月16日 17時

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