ハロー、マイヒーロー 2

【Kiwi】エピローグ ページ13

●2019年 「少年たち」舞台 千穐楽にて


「ちょっと、手紙を渡されまして」

ジ「えぇ？誰から？」

「袖でスタッフさんから。"これを読んでくれ"と」

「誰からっすか？」

「...あぁ、」

高「誰！？」

「(カメラに見せて)SnowMan 日向Aからですね」


キャーーーー！！


「えぇ！？」

「えっ、待って。今日は来てないよね？」

京「何回か見にきてくれたから渡してくれたのかもね」

松「でもこんな演出聞いてないっすよ」

「まさかの千穐楽で！」

「本当だよ、大千穐楽で、ね」

田「え、中に手紙入ってるんすか？」

「入ってる」

「サプライズ演出すぎるな...」

森「読んで読んで、」

「え〜A〜」

「凄いな...」


「...じゃあ、読みますね。」







"SixTONES、 SnowMan。2組同時デビューをさせていただくことになりました。

改めて、本当におめでとうございます。
自分自身にも、おめでとう。



これまで4年間、15人が立ってきたこの舞台は、デビューまでの軌跡を語る上で大切な経験になると思います。

先輩方から、ジャニーさんから受け継いできた「少年たち」という歴史に"SnowMan" "SixTONES"の名前も残るということがどれだけ名誉あることか。
最後の出演で、「デビュー」という言葉を伝えられる事がどれだけ素敵な事なのかを、出ていない私も、今、噛み締めています。

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