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【 Noside 】
ア⌜ 痛えっ、痛えっつってんだろ! ⌟
警⌜ 暴れるな! ⌟
ア⌜ 人の話を聞けよ! ⌟
駆けつけたチャーリーとジェンキンズは、部屋の入口に立った。
チャ⌜ アッシュ!お前··· ⌟
悲しそうな顔をするチャーリーに、アッシュが言い返す。
ア⌜ 俺が殺したんじゃない。ここに来た時、マービンはもう── ⌟
エ⌜ 嘘つくんじゃねえよ。 ⌟
その言葉を遮り、1人の刑事が部屋に入ってきた。
ジェ⌜ エヴァンスタイン··· ⌟
エ⌜ よぉ、ジェンキンズ、管轄外までお出かけとは、相変わらず仕事熱心だなァ? ⌟
エヴァンスタインが煙草をふかしながら、嫌味たらしくジェンキンズを見つめる。
チャ⌜ あ、いや。彼は今、我々が抱えている事件に重要な関わりがあるんだ。 ⌟
エ⌜ しかし、これは俺のヤマだからなぁ···。何しろ殺人の現行犯だ···連れてけ ⌟
連行されながらアッシュが必死で無実を訴える。
ア⌜ 俺はやってないって言ってんだろ!くそッ!ふざけんじゃねえ! ⌟
エ⌜ おとなしくしろ! ⌟
一喝して部屋を出ていくエヴァンスタインを、ジェンキンズが呼び止める。
ジェ⌜ ま、待て!せめて尋問には立ち会わせてくれ ⌟
・
ジェンキンズたちの所轄である二十一分署とは別のエヴァンスタインの属する署内で、アッシュは尋問を受けている。
エ⌜ お前とAのことはよく覚えてるぜ、アッシュ。まさか、まだ客引きしてるわけじゃあるまいな ⌟
アッシュは黙って何も答えない。
エ⌜ 黙秘か。まあいい、じゃあこいつはどうかな? ⌟
興味を示さないアッシュの前に脇に積んであった証拠品を置いた。
エ⌜ あのブタ野郎の部屋から、おもしれえもんが出てきてな ⌟
アッシュがその言葉に反応する。袋の中から覗いた雑誌類に顔を背ける。
エ⌜ フィルム・ムービーも何本かあるぜ ⌟
袋の中からDVDを取り出し、プレイヤーにセットする。
ア⌜ やめろ! ⌟
エ⌜ どうかしたかね。見ろよ、あの白ブタは似合のあくどい趣味を持ってたようだ ⌟
そういい、ジェンキンズ達に証拠品の雑誌を渡す。
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真白 - 続きお待ちしております( ; ; ) (2021年8月24日 1時) (レス) id: 9d9fb50ec0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りとた | 作成日時:2021年5月14日 23時