転 生 約 3 年 目 。【 五 条 悟 】

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【夢主side】


五⌜ ──おはよう｡今の君はどっちなのかな？ ⌟


目を開けると､目の前には五条先生がいた｡横には悠仁､これは···

ふと､腕に目を向けると紐のようなものでキツく結ばれていた｡


虎⌜ ···アンタ確か····· ⌟

五⌜ 五条悟｡呪術高専で1年を担任してる｡ ⌟
虎⌜ 呪術·····先輩！！伏黒は！？Aは大丈夫か？！

···──あ？なんだよ､コレ··· ⌟

五⌜ 人の心配してる場合じゃないよ？虎杖悠仁｡

──君の､秘匿死刑が決定した｡ ⌟



五条先生が私達に今までのことを話してくれる｡




五⌜ ──ってな訳で···改めて､君｡死刑ね ⌟


⌜ 回想と展開あってない···というか､なんで私も···？ ⌟


五⌜ いやいや､頑張ったんだよ？特に､君｡君も一応死刑だったんだよー？

まあ､死刑は死刑でも､執行猶予がついた｡ ⌟


──ん？なんで私が死刑？


虎⌜ 執行猶予···今すぐじゃねえってことか｡ ⌟

五⌜ そ｡1から説明するね｡これは君が食べた呪物と同じモノだ｡


全部で20本｡ウチではその内の6本を保有してる｡──宿儺は腕が4本あるんだ｡


見ての通り､これは壊せない｡それだけ強力な呪いなんだ｡日に日に呪いは強まっているし､現存の術師じゃ封印が追いついてない｡そこで､君だ｡


君が死ねば､中の宿儺(のろい)も死ぬ｡うちの老人どもは臆病でね｡今すぐ君を殺せと騒ぎ立ててる｡






──でも､そんなの勿体ないでしょ？ ⌟




勿体ない？と聞く悠仁｡






五⌜ 宿儺に耐えうる器なんて今後生まれてくる保証はない｡だから､こう提言した｡

──どうせ殺すなら､全ての宿儺を取り込ませてから殺せばいい｡

上は了承したよ｡君には今2つの選択肢がある｡今すぐ死ぬか､全ての宿儺を見つけ出し､取り込んでから死ぬか｡˼

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