女神が鉄仮面を外さない3

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Side Aoyagi.


そこからは相手に中々ポイントを渡さず、
マッチポイントでの、太志のサーブ。

ボールが落ちて、
大歓声が耳をつんざき、会場が揺れた。


"日本っ！！勝ちましたぁぁぁー！！"


青柳「勝った...」






「うぇぇぇぇえい！！」


アリーナに降りて、誰かが走ってきたと思えば有志だった。ハイタッチだと思って手を出すと、容赦なくバシバシと叩いて去っていった。

骨にまで響く。


青柳「思い切り叩きやがって...」

清水「はははは！」






高橋「だーかーらー、今日の俺どうだったかって聞いてんだろー」


試合後の興奮冷めやらぬ選手達に絡まれてはあしらって、あしらっては絡まれて...

勝利の余韻に浸らせてくれない。


青柳「はいはいよく決めてよく止めてましたー(棒)
ほら座ってクールダウンしなって。言う事聞かないならコートに沈めるぞ」

高橋「お前ならやりかねん」(スッと座る)

石川「Aちゃん」


インタビューを終えた祐希がやってくる。


青柳「はいゼリー」

石川「さんきゅ」

青柳「ありがとうございますでしょ」

石川「さんきゅー」


こいつ...！

睨むと祐希は勝ち誇ったような笑みで見下ろしてきた。


青柳「...バックアタック打ちたくて打ちたくてたまらないって感じだったね」

石川「あーいうのは事前に言ってくださーい」

青柳「あだっ」


祐希が片手で私の頭を掴んで、メリメリと頭蓋骨が軋んだ。見れば顔が本気だった。







@aAaAaA123

試合後に目の前で石川くんが青柳アナリストの頭を掴んで一体何が始まるのかと思いきや...

「私の頭をボールと勘違いしてませんか！？」
「あ、ほんとだ。間違えた」
「なわけあるか！」


仲良しなのか...？



@bBbBbB456

西田くんにあれこれ話しかけられた青柳さん。

「私の事は放っておいてもらっていいんで、クールダウンしてくれませんかね？」

すごく塩だった。



@cCcCcC789

退場時、関田くんと青柳さんが一緒に歩いてて

「ボール、顔に当たってましたけど大丈夫ですか？」
「まぁ、そこまで大したもんじゃない」
「あっそう。じゃあいいか」
「とは言えもっと心配しろよ」
「今大したことないって言ったじゃないですか。強がんなや」

笑った。



@dDdDdD1011

ハイタッチする直前で小野寺選手が手を伸ばすもんだから、青柳アナリストが一生懸命ジャンプしてた。



@eEeEeE1213

青柳「キャプテンマサ〜、呼ばれてまーす」

柳田「海賊みたいに言うな」

吹き出す清水&福澤ベテランコンビ


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