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ゲームが進んで有志のサーブ。
強烈な一撃がノータッチで決まる。
分かってはいたけど、また一段と速くなってる。
とりあえず上に上げてもらえれば
智「くっ！...ごめん近い！」
前衛に健太郎が上がってきたから、このネット際のボールを押さえ込まれる可能性が。
青「おっけ！届く！」
本当に届くか分からないけど、先に言ってしまえば健太郎はオーバーネットを恐れて飛ばなくなる。
言ったもん勝ちだ。
アキさんがAに入ってきて、翼が助走に入る。
精一杯右手を伸ばして、ボールに触れた。
私とアキさんの位置に健太郎と高野さんの腕が伸びる。
一瞬力を抜いて、一気に全力で飛ばす。
ワンハンドでレフトにオープントス。
上げてしまえば、そう予測していた翼が決めた。
久「ナイストス！」
山「クイックだと思った笑」
青「壱青、ワンハンドなら自分はないって準備してなかったでしょ」
大「ばれた」
青「ウロシュは打ったよ」
石「トレンティーノで何やってたの笑」
ネット挟んで関田さんが悔しそうに笑う。
関「その手首は別の生き物でも付いてんのか」
右手を狐の形にしてパクパクさせる。
青「ゴリポンニハマケネーヨ！」
関「うざ！笑」
無事に足に痛みが出る事なく、一試合が終わろうとしている。
西「1枚1枚！」
柳「ｯ!！」
マサさんのバックアタックを智くんが上げて、私がレフトへ運んだ。
久「ｯ!!」
翼のスパイクは健太郎と関田さんのブロックに弾かれ戻ってきた。
少し高めにあがって、ボールを追う間に考える隙が生まれる。
私が上げて智くんがトス、それで翼...
いや
視線が、後衛の石川さんとぶつかった。
目で訴える。
打つ、よね？
低くボールの下に入りこんで、オーバーで弾いた。
あまり丁寧なトスとは言えないけど、高く上がったボールに石川さんが飛び込む。
綺麗なフォームが照明と重なり、まるで光り輝いてるようで息を呑んだ。
石「ｯ!!」
ほぼコート中央に鋭くボールが刺さる。
高「ツーかよ！」
健太郎が悔しそうに叫んだ。
低い体勢から尻餅をついた私は、
青「ははっ！」
今のが気持ちが良くて笑った。
久「足大丈夫か？」
青「全然」
大「Aさんナイストスでした！」
翼に起こされ、皆んなとハイタッチ。
石「本当、人使いが荒い」
青「時に、無茶も必要である」
呆れ顔で手を差し出され、その手を叩いた。
青「よく打った」
石「偉そうに笑」
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松野(プロフ) - s_yumeさん» うわぁ分かってくれる方いて嬉しいです！結構前なんで（笑）唐突な告白ありがとうございます！ (2020年4月13日 20時) (
レス) id: 4c9b05278b (このIDを非表示/違反報告)
s_yume - 酷いいたずらされてる！ひこさんのやつですね！？作者様好きです←唐突な告白 これからも頑張って下さい！ (2020年4月13日 17時) (レス) id: b6e7e349fb (このIDを非表示/違反報告)
松野(プロフ) - あさちゃんさん» ありがとうございます！ (2020年4月12日 15時) (レス) id: 4c9b05278b (このIDを非表示/違反報告)
あさちゃん(プロフ) - 今作もとても面白いです！楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年4月10日 22時) (レス) id: f598d558dd (このIDを非表示/違反報告)
松野(プロフ) - あかねさん» ありがとうございます！妄想が突っ走っちゃうので読みにくくならないようにと頑張ってます、、、笑 (2020年4月8日 17時) (レス) id: 4c9b05278b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：松野 | 作成日時：2020年3月25日 0時
