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青「波状攻撃」
小「はじょう？」
次から次へと攻撃する事で、イタリア代表の試合を見せてきた。
青「いつでもクイック打てるミドルと、
レシーブ後に即攻撃に入れるサイドによる全員攻撃。
潤沢な攻撃力と多彩なトスが必要で、イタリアのジャネッリとかはそれをよく使う選手」
イタリアはサイドやオポジットの決定力が印象的、でもそれはセッターがトスを散らして攻撃の幅を広げているから。
そしてそれに対応できるミドル陣がいるから。
青「日本はまだ発展途上。
完成は早くて来年、かな」
小「ワールドカップ？」
青「うん。
まぁ、でも私の独り言だと思って。
あ、世界選手権を蔑ろにしてるわけじゃないよ？」
小「分かってるよ笑」
石「青柳さん、ストレッチ手伝って」
ふとこちらに寄ってきた祐希。
青「手伝ってください、でしょ」
石「ください」
青「ちなみに今日はすでに柳田さんでご予約埋まってます」
石「空いてないのに何で言い直させたの」
青「ふっ」
鼻で笑った後、マサさんに呼ばれてAさんは行ってしまった。
石「まじでおたくの先輩何なの」
小「可愛いでしょ」
石「はぁー？」
こいつにも聞きたい事はたくさんある。
ストレッチやマッサージだって、最初の頃はAさんに頼む事なんてなかったのに、最近よく探してる姿を見かける。
石川くん、何があったんですか？
俺らがいない間に何かあったんですか？
石「絶対に可愛くないから」
小「お前の、こそこそ心配してる姿も可愛かったよ」
石「は？」
小「具合悪いAさんにジャージ掛けてあげたんでしょ？
トイレつって戻ってきたら羽織ってないし、皆で様子見に行ったら真っ先にジャージ剥ぎ取ってたし」
祐希の耳が赤くなった。
石「別に、あれでまた風邪引いたりしたら皆の迷惑でしょ」
小「はいはい笑」
石「笑うなっつーの」
小「痛っ」
青「やばくないですか？」
関「思ったよりやばい」
藤「普通にやばい」
セッターズが揃ってやばいと言うのは
世界選手権の初戦、イタリア戦が屋外コートだから。
とりあえず練習しまくって慣れなきゃと我先にコートに走っていく。
青「空が綺麗だなぁ」
小「楽しそうだね」
青「今から世界選手権だよ？
しかもそこに自分がいる。
ワクワクするでしょ」
そして俺の背中を叩いた。
青「楽しまなきゃ勿体ない。
気ぃ引き締めて、しっかり戦いな」
そう言って送り出す、それが昔から変わらない彼女のエールだ。
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松野(プロフ) - s_yumeさん» うわぁ分かってくれる方いて嬉しいです！結構前なんで（笑）唐突な告白ありがとうございます！ (2020年4月13日 20時) (
レス) id: 4c9b05278b (このIDを非表示/違反報告)
s_yume - 酷いいたずらされてる！ひこさんのやつですね！？作者様好きです←唐突な告白 これからも頑張って下さい！ (2020年4月13日 17時) (レス) id: b6e7e349fb (このIDを非表示/違反報告)
松野(プロフ) - あさちゃんさん» ありがとうございます！ (2020年4月12日 15時) (レス) id: 4c9b05278b (このIDを非表示/違反報告)
あさちゃん(プロフ) - 今作もとても面白いです！楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年4月10日 22時) (レス) id: f598d558dd (このIDを非表示/違反報告)
松野(プロフ) - あかねさん» ありがとうございます！妄想が突っ走っちゃうので読みにくくならないようにと頑張ってます、、、笑 (2020年4月8日 17時) (レス) id: 4c9b05278b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：松野 | 作成日時：2020年3月25日 0時
