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十九ノ怪ー隔段ー(伍) ページ18

マ「なんだ?嫌なことでもあったのか?」




芦「んー、まぁね」




芦屋くんは、チラリとマンジロウを見て、何か考えるように左上を向いて




小さな声で「うん」とつぶやいた




芦「マンジロウを祓えてよかった!」




安「あ゛?」




芦「ってことで、今日のことはそれでチャラにしておくか」




仕方なくといった感じで天井を見る




芦「よし!雨にも負けず風にも負けずに奉公人(バイト)がんばろー。ねー、モジャモジャ」




そこに先程までの芦屋くんはおらず、いつもの芦屋くんに戻っていた




モジャくんを抱き上げ、畳の上にゴロンと寝転がる芦屋くんにイツキが声をかける




安「それなら早速、土産(それ)を片付けるのをがんばれ」




イツキが指すその先には、散らかったマンジロウからのお土産があった

二十ノ怪ー葷燻ー(壱)→←十九ノ怪ー隔段ー(肆)



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作者名:まるすけ。 | 作成日時:2020年2月18日 19時

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