七ノ怪−心得−(弐) ページ26
安「お・・・(芦「言いたいことは分かってますよ!自分の無能さは自覚しました!お使いもできない5歳時です!」」
芦「自分は泣けず代わりに女の子を泣かしたサイテー野郎ですから!」
芦「結局安倍さんに助けてもらって役立たずの足手まといです!!」
「あ、芦屋くん?だ、大丈夫だよ!芦屋くんがいなかったら禅子ちゃんは泣かなかったんだし!」
安「おい、A。それフォローになってねぇぞ」
芦「どうせオレなんて・・・」
安「自分の言葉で凹むな面倒臭ぇ」
安「反省はいいからお前ちょっと手ェ出せ」
芦「手・・・・・・折るんですか?」
リンリンリン
物「体罰反対!!」
「イツキ!それはだめだよ!!」
安「折んねぇよいいから出せ!」
芦「えっ、わっ!」
チャリン
なんだ、お給料か
イツキなら本当に折りそう
芦「これは?」
安「隠世の金。それがお前の今回分の賃金だ。途中経過はどうであれ結果的には面をミツチグラ様に返せたしな」
芦「・・・小銭ですか」
安「不服か」
芦「いいえ」
「でもイツキ。芦屋くん借金あるんじゃ?」
芦「そうですよ」
安「お前が働いて稼いだ分は支払う。それで100万怨が貯まったら俺に返せ」
安「それを返したら
芦「はぁ・・・・・・分かりました」
あ、そっか
借金が完済したら芦屋くんはモノノケ庵辞めちゃうのか
寂しくなるな・・・
リンリン
物「そろそろ亀薬堂に行く頃合いじゃない?」
安「あぁ、分かってる」
芦「かめぐすりどう?」
「きやくどうだよ、芦屋くん」
芦「亀薬堂?どこかで聞き覚えがあるような・・・」
芦「あ、そうだ!ギギギの親分に教えてた薬屋だ!」
芦「でもそこって隠世にあるんですよね?妖怪にでもお使い頼むんですか?」
安「お前見ててもうお使いは懲りた・・・。これくらい自分で買いに行く」
芦「自分で?」
安「あっ」
芦「安倍さん隠世に行けるんですか!?」
安「(あークソ 余計なこと言っちまった)」
リンリン
物「ハナエだって行けるわよd(・v・)b」
安「おいお前まで!!」
物「ハナエも一度くらい隠世を見たほうがいいんじゃない?」
物「隠世社会見学として♪」
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みき茶(プロフ) - ユキナさん» ありがとうございます!これからも頑張っていきます! (2019年1月21日 15時) (レス) id: 9d371a00b7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 作品とても面白いです!いつも楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2019年1月20日 22時) (レス) id: 2523bf0056 (このIDを非表示/違反報告)
みき茶(プロフ) - ラビッツさん» 初めまして!お気に入り登録ありがとうございます。実際に感想が聞けるのはとても嬉しいです!できるだけ更新したいと思います。これからもよろしくおねがいします! (2019年1月12日 18時) (レス) id: f9fc16cb97 (このIDを非表示/違反報告)
ラビッツ(プロフ) - こんにちは初めましてみき茶さん。初めてみき茶さんの作品を読ませていただいています。私も不機嫌なモノノ怪庵が大好きでお気に入りに登録させていただきました。いや〜面白いです。これからも作品作り頑張って下さい。体調にもお気を付け下さい。 (2019年1月12日 12時) (レス) id: ece3e5eb52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みき茶 | 作成日時:2017年12月12日 18時