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あれから30分。



『着いたーっ!』


「できたばかりだからか…
 
とても綺麗だな」


『始、行こう!』




チケットを購入し、早速中へ。




同じところいったりきたりして、


始は退屈かもしれない。


私が退屈?と聞くと始は必ず笑って


「Aが嬉しそうにしているのを

 見ているだけで楽しい」


なんて言ってくれる。


だから、私はいつもその言葉に


甘えてしまうんだ。




それから、一通り見て昼食を食べた。


お揃いのストラップまで買って、


時間はあっという間に過ぎていった。



『もうこんな時間だ…』


「そろそろ帰るか」


『うん、そうだね』



電車に揺られること30分。


私達は、駅でお別れ。



『始、今日はありがとう!

 とっても楽しかった!』


「俺もだ。また機会があれば

 行こう」


『うん!じゃあね、始』



私が始に背を向けて歩き出すと、


いきなり引っ張られる。

かと思うと、そのまま抱きしめられる。



『始…?』


「…すまない、こんなこと。

 もう少しだけ、一緒にいてくれないか…」



始が寂しそうな声でいうものだから、



『いいよ…』



なんて言ってしまった。

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設定タグ:ツキウタ。 , 睦月始 , 霜月隼   
作品ジャンル:恋愛
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望月 - 私は恋愛小説が好きで、このような作品を読むことができてよかたです(*´ω`*) また読んでみたいです (2018年4月12日 17時) (レス) id: 40a179027c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神楽 | 作成日時:2017年6月17日 19時

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