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存在証明、その間。コナンside3 ページ41

場の温度が一瞬で下がったような気がした。悪寒が奔る。身体が震える。正直、黒ずくめの組織(あいつら)よりも恐ろしく感じた。そう思っていた内にAさんは犯人を仕留めていたし、そんな恐ろしい雰囲気も嘘のように消え去っていた。
 警察がAさんを事情聴取のためにパトカーに乗せた。俺達も事情聴取はあるし、署内で待っておけばいい。安室さんも沖矢さんもそう思ったらしく、一緒に移動した。
 彼女の事情聴取が終わるのを廊下で待つ。結構な時間が立ってからAさんが出てきた。

『あら、安室さんにコナン君に沖矢さん。こんなところでどうしたんですか?』

安「僕たちも丁度、事情聴取が終わったところなんです。」

 安室さんが適当にそれっぽい事を言う。

『へー、そうなんですか。お疲れ様ですね。』

沖「それは、Aさんも一緒でしょう?特にあなたは結構色々していましたし。」

『ああ、別にあれは、ただの演技ですよ。上手くいって良かったですよ。』

 …嘘だ。あれが演技の筈がない。

沖「ホー、あれは演技ですか。一体どこで身につけたんですかねぇ?」

『どこでだっていいでしょう?別に。貴方たちには関係ない。』

 冷たくAさんはつき離す。まるで「関わるな」と言ってるようだった。場の空気がピリピリする。どうする?どうでればいい?そんな時だった。

萩「あー!君、そう、そこの!」

 え?萩原刑事?なんでここに?

『え?あ?わ、私ですか?』

萩「随分探したよ。だって君、そのままいなくなってしまったからね。………改めて、ありがとう。七年前、俺を救ってくれて。」

 七年前?ああ…そういえば、萩原刑事言ってたな。七年前に命を救ってくれた恩人がいるとか。それってAさんのことなのか?

『七年前?なんのことでしょう?私には身に覚えがありませんが。』

 どうやら違うぽかった。

萩「え?覚えてない?」

『ついでに言うなら、貴方のことも知りません。誰です?貴方?』

 あー、こりゃ完全に違うだろ。そんなことを態々違うって言う奴いるわけねーし。(※目の前にいます。)

萩「うーん、そんなはずは……俺の服の襟を掴んで窓から飛び降りたのに?」

『…いや、そんな危険なことする人いないでしょ。』

 呆れた目をするAさん。うん、それは俺もそう思う。というか、命の恩人何してんだ。(※だから目の前にいます。)

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月兎(プロフ) - (名前)さん» そう言ってくれてありがとうございます。更新の励みになります! (2019年4月24日 17時) (レス) id: 45fce474d9 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 月兎さん» はい!!楽しみにしてます!! (2019年4月24日 16時) (レス) id: 192730a35f (このIDを非表示/違反報告)
月兎(プロフ) - (名前)さん» わわっ!ありがとうございます!更新、これからも頑張りますね! (2019年4月24日 15時) (レス) id: 45fce474d9 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - コメントくださいって書いてあったので、コメントしました!!面白いです!再新まってます!! (2019年4月24日 7時) (レス) id: 192730a35f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月兎 | 作成日時:2019年3月14日 18時

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