存在証明、その間。コナンside5 ページ24
『別に。それぐらいでくよくよしてられない。私には、しなしといけないことがあるし、もう慣れた。』
そんなふうに言われても、罪悪感は拭えない。
『気にしてないので安心してください。早く帰りましょ。安室さん』
悪いことをしてしまったなと感じた。蘭や園子も暗い顔をしていた。
それから数日後。安室さんから警察庁に呼び出された。勿論、堂々と行くわけではない。ポアロから安室さんの車に乗って行くのだ。
「安室さん、僕を呼び出したのはどういう要件?」
安「……君は、キュラソーを覚えているかい?」
「あの組織の一員でラムの腹心だった奴だろ?で、東都水族館で死んで……それがどうかしたの?」
見ると安室さんの顔は強張っていた
安「生きていたんだ。彼女は」
「………え?」
安「Aさんを車で送った日の翌日に警察庁に来てね、最初は全くの別人だと思ってしまうような変装をしていたものだから最初は冗談かと思ったけど、違った。彼女の身柄を公安が持っていたときに採取していた指紋、DNAと照合させたら全部一致したんだ。」
確かに、それまで一致してしまえば違うと言えないだろう。
安「別にそれ自体は問題じゃない。あの事件で彼女が持っていた黒焦げのストラップは回収されたけど、
「確かに……」
安「だから聞いたんだ。一体何処の誰に助けられたんだって。そしたら彼女は、助けてくれた人との約束で詳しく言うことはできないけどこれだけは言える__
……"天使"に助けられたんだってね。そう言ったのさ。」
「……天使?」
それはまた、随分と非科学的なものを……
「なんでまたそんなふうに呼ばれているの?というか、監視カメラの映像を見れば誰か判るんじゃないの?」
安「だから試しにその後、水族館のキュラソーが映っていた監視カメラをもう一度確かめてみたんだ。彼女が観覧車に巻き込まれる直前をじっくりとね。そしたら、ずっと淡い光が映っている以外は特に何もなかった。それにキュラソーも巻き込まれて消えた感じではあったけど。」
「……ねぇ、それどっちかっていうと神隠しじゃないの?」
安「僕もそう思ったんだけど彼女がね、天使は私を助けた人物を形容する言葉であり、尚かつ唯一出すことができるヒントらしいんだ。」
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イアデビル(プロフ) - めっちゃ面白いです更新待ってます頑張ってください!! (2020年4月20日 14時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
月兎(プロフ) - 雨咲 水葉さん» わわっ!マジですか……急いで書いたからかなぁ……すぐ訂正しますね! (2019年8月16日 0時) (レス) id: 45fce474d9 (このIDを非表示/違反報告)
雨咲 水葉(プロフ) - 突然すみません、最新話の最後のあたりの誤字に気になってしまって....。その辺り、夢主男装してるはずなのに記載されているものは女装になってしまってますよ。 (2019年8月16日 0時) (レス) id: c9fa56c96c (このIDを非表示/違反報告)
月兎(プロフ) - 真昼ノ夜さん» はわわっ!ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです。期待にそえるよう、これからも精進していきます! (2019年6月11日 19時) (レス) id: 45fce474d9 (このIDを非表示/違反報告)
真昼ノ夜 - この小説めちゃくちゃ大好きです!ヘ(≧▽≦ヘ)♪これからも応援してます!! (2019年6月11日 18時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月兎 | 作成日時:2019年5月19日 17時