存在証明、その間。コナンside2 ページ21
彼女の視線には恐怖さえ感じた。穏やかそうな目の中に底知れぬ何かが、興味本位で見てはいけない何かが蠢いていた。
『ねぇ、コナン君』
「なあに?Aお姉さん?」
さっきまでただ此方をじっと見ていたAさんは急に俺に話しかけてきた。
『人の身体を縮めるような薬を知らない?』
心臓を鷲掴みにされたような気がした。
「お姉さん、そんなファンタジーじみた薬、あるわけないじゃん。」
驚きや焦り、色々なものが混ざり合ってグチャグチャになって、上手く誤魔化せない。
『だよねぇ、ごめんね変な事聞いて。』
朗らかな声でかえすAさん。
「ううん、全然大丈夫だよ。」
全然大丈夫じゃあなかった。彼女はきっとわかってる筈だ。俺の正体を。安室さんが中に入るよう促し、店の中に入る。
歩「あー!コナン君帰ってきた!」
光「全く、遅いですよ!」
元「そうだぜ、コナン。」
灰「お帰り」
それぞれに色んなことを言う4人。ちらりとAさんの方を見ると、
歩「どうしたの?お姉さん」
歩美ちゃんが不思議そうにAさんに問うた。
『大丈夫よ。ただ、似てるなって思っただけだから。』
取り繕うように微笑んだ彼女。……そんなことより、誰を見て似てるなって思ったんだ?場合によっては……
『一度死んだはずの死人が蘇った気分だ。』
小さく、力無くそう呟いたAさんの言葉で察した。灰原のことだと。きっとこの人は……
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イアデビル(プロフ) - めっちゃ面白いです更新待ってます頑張ってください!! (2020年4月20日 14時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
月兎(プロフ) - 雨咲 水葉さん» わわっ!マジですか……急いで書いたからかなぁ……すぐ訂正しますね! (2019年8月16日 0時) (レス) id: 45fce474d9 (このIDを非表示/違反報告)
雨咲 水葉(プロフ) - 突然すみません、最新話の最後のあたりの誤字に気になってしまって....。その辺り、夢主男装してるはずなのに記載されているものは女装になってしまってますよ。 (2019年8月16日 0時) (レス) id: c9fa56c96c (このIDを非表示/違反報告)
月兎(プロフ) - 真昼ノ夜さん» はわわっ!ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです。期待にそえるよう、これからも精進していきます! (2019年6月11日 19時) (レス) id: 45fce474d9 (このIDを非表示/違反報告)
真昼ノ夜 - この小説めちゃくちゃ大好きです!ヘ(≧▽≦ヘ)♪これからも応援してます!! (2019年6月11日 18時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月兎 | 作成日時:2019年5月19日 17時