自傷と自証

自証 36 ページ38

影山side

Aが買い出しに行ってから何時間か経った。


影山「……遅え」

日向「何が遅いんだ？」


不意にAの事を思い出してしまった。


影山「ボ、ボケェ！//」

日向「な、何で⁉」


ガチャ


「戻りました…って飛雄何やってんの？」

月島「…はぁ、やっぱり馬鹿」


俺はつい日向に殴りかかろうとしていた




〜Asaid〜


月島「駅の時間、そろそろダケド？」

「そうだね、戻ろっか」


電車の中は高校生もおらず静かだった。


「………(ｺｸｯ」

月島「…眠たいの？」

「…ん？、ちょっとね」


生活習慣が乱れてるのか、少しでも気を抜くと眠たくなってしまう。


月島「寝てなよ、着いたら起こすから」

「あ、ありがとう」


あまり話した事がない男子の隣で寝るのは恥ずかしいけど
お言葉に甘えて着くまでの間睡眠をとった。


月島「着いたよ」

「あ、ありがとう…」






部屋のドアを開ける


「戻りました…って飛雄何やってんの？」


買出しから戻ると飛雄が日向君に殴りかかりそうになっていた。


月島「…はぁ、やっぱり馬鹿」


背後からは月島君の呆れた声が聞こえた。


「はぁ……」


私も月島君に続き溜息しか溢れなかった

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