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☆涙☆ ページ21
〜月島side〜
………………
Aの
“ただのクセですよ。”
宣言から
僕らの間には沈黙が続いた。
………………
月島「分かった。」
『え？』
先に沈黙を破ったのは僕の方。
僕の言葉にAは驚いていた。
月島「Aがクセだって言うなら」
月島「僕はそれ以上何も聞かない。」
僕が
“何で敬語なの？”
って質問した瞬間
Aの顔が一瞬曇った。
多分、
触れられたくないこと
だったんだろうな
ということは
安易に想像ついた。
僕が
Aに惹かれたきっかけは
Aのホントの笑顔。
作り笑いじゃなくて
たまに見せるホントの笑顔だから。
月島「だからいつか教えて。」
Aが
心から笑えるように
僕は待つよ…
考えをまとめて
Aの方を向くと
Aは声も出さず
静かに涙を流していた…
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作者名：月鬼 | 作者ホームページ：http://123
作成日時：2015年1月25日 8時
