【HQ】君と居たいから…1〔月島蛍〕 (ページ15)

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☆優しさ☆ ページ15

蛍が

“名前で呼んで”

って言った事件から

数時間後…

僕たちは今

デパート内の喫茶店にいます!!

お昼だからね。

『蛍は何食べますか？』

月島「じゃあ、チャーハン」

『分かりました。』

『すいませーん!!』

店員「はい、ご注文は？」

『チャーハンとココアください。』

店員「かしこまりました。」

そう言って

店員さんは下がった。

ところで、

注目を終えたときから

目の前に座っている方からの

視線が痛いのですが…

月島「ねぇ。」

『はい？』

月島「君は何も食べないの？」

…………………

あ、そこ聞きますか。

『頼んだじゃないですか、ココアを』

月島「それだけで良いの？」

『はい。』

正直

そこまでお腹減ってないし。

食べなくても良いかな？

って思ったんだけど…

月島「…食欲ないとか？」

『いえ、そんな事は無いですよ？』

月島「じゃ、何で。」

『お腹、空いてないんです。』

月島「無理しないでよね。」

『大丈夫ですよ(ニコッ』

それに、

あまり関わりたくはない。

慣れない

他人からの優しさに

作り笑いが少し引きつった…