#176！ ページ37
引き続き及川side
解散となったのにその場に残ったままの矢巾。
なんとなくこうなるんだろうと分かっていたわけだけど。
矢巾「及川さん。少しだけいいですか？」
その瞳はやってやるという強い意志があった。
でも、その奥底には不安が隠されているのは声からして明らかだった。
及川「もちろんいいよ。岩ちゃん、先戻ってて。廊下にいる人たちと一緒に。」
岩泉「？…あぁ、依千花達か。了解。」
一瞬何のことかわからなかった様子の岩ちゃんだったけど、俺の言葉によって3人が顔を出したので岩ちゃんにも伝わったようだった。
岩ちゃんが行くと同時に素直に戻ってくれた3人は本当に仲間思いだよね。
及川「…さてと。じゃあ、ゆっくりとはいかないけど話を聞こうか。」
矢巾「はい。ありがとうございます。」
矢巾は、さっきの決意からか真っ直ぐと俺の目を見ている。
矢巾「及川さんはどういう思いで主将を引き受けたんですか？」
及川「どういう思い…ねぇ…。」
俺たちの時はみんなの視線が俺に集まった。
岩ちゃんやマッキー、まっつん、温田っち達だけでなく、みんなのその瞳には個々の感情も込められていた。
けど、たった1つ共通の色があるとしたなら
“お前以外に誰がいる”
そういったものだった。
下手したら恨まれていてもおかしくないような、何度も衝突したやつでさえそうだった。
及川「期待に、“みんなの期待に応えたい”。ただそれだけだったかな。」
そう答えると、矢巾は目を閉じた。
きっと先のみんなの目を思い出しているんだろう。
矢巾「始めるきっかけは、その理由だけで充分だったんですね。」
目を開け、俺の方を見る。
矢巾「…俺には及川さんのようになれる気はしませんが、俺なりのやり方で、俺の仲間の力を借りて、精一杯やっていきたいと思います！」
そして、そう宣言した矢巾は綺麗な涙を流しながら笑っていた。
–––
––––––
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その次の日に、岩ちゃんが提案したんだっけなぁ。
岩泉「いつまでボケっとしてんだ、及川ァァ！」
及川「ごめんごめん！だから、右手に持ってるボールを投げようとしないで！」
残り少ないこの日々をもっと大切に過ごさなきゃね。
〜・〜・〜・〜・〜
今日は8/19！
つまりィィ！ハイキューの日！
なのに…なのに…
何で部活に塾に公文なんだよ！
今日はハイキューを見まくるという予定が総崩れじゃないか！
※今日の私は寝不足でハイキュー不足です※
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月夜の葉桜(プロフ) - ASUKAさん» ありがとうこざいます！最後まで楽しんでいただけますように頑張らせていただきます！ (2019年10月10日 23時) (
レス) id: f1de5a9336 (このIDを非表示/違反報告)
ASUKA - めっちゃ面白いです！！更新、頑張って下さいね！応援してます！！ (2019年10月6日 19時) (レス) id: 2aeb894d27 (このIDを非表示/違反報告)
月夜の葉桜(プロフ) - 燐華さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年5月19日 21時) (レス) id: f1de5a9336 (このIDを非表示/違反報告)
燐華(プロフ) - これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2019年5月19日 20時) (レス) id: 7838562921 (このIDを非表示/違反報告)
月夜の葉桜(プロフ) - さちさん» ありがとうございます！ (2019年2月21日 16時) (レス) id: f1de5a9336 (このIDを非表示/違反報告)
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