③澤村の妹は青葉城西高校で岩泉の彼女【HQ】 (ページ48)

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依千花side

それから数日後。

そして、春高一次予選の前々日。

烏野と伊達工の2校は一度宮城に戻った。

今日はゆっくり休ませて、明日軽く合わせてから臨むということらしい。

貴「2校減るだけで、少し静かになりそうですね。」

岩泉「そうだな。烏野は特に賑やかだからな。」

2校の見送りをし、そんな会話を交わした。

今日から4日間は4校での合宿となる。

担当校は、私が青城、雪絵さんが梟谷、雀田さんが白鳥沢。

音駒は直井コーチがやってくださるそうで、1校に集中して仕事ができる。

及川「依千花ちゃん！これからサーブ練なんだけど、渡っちと逆の方のコートに入ってもらってもいい？」

貴「はい！わかりました！タオルを畳み終えたら入ります！」

最近はサーブの練習に付き合う事が多くなっていた。

それでなんとなく合宿のカバンに入れていたシューズとサポーターを練習する体育館まで持ってくるようにしている。

急いでタオルを畳み、サポーターとシューズもしっかりと装備し、コートに入った。

貴「お疲れ様です！」

サーブ練が終わり、休憩時間。

及川「今日のサーブ、どんな感じだった？」

こんな感じでサーブについて聞かれたりすることも増えた。

貴「昨日より威力は上がっていましたが、やはりコントロールですね。」

及川「だよね～。今日は何割ぐらい入ってた？」

貴「見てた限りだと、4割強というくらいでしたね。」

及川「とりあえずの目標は5割ってとこか…。オッケ～！ありがとね！」

貴「いえ！頑張ってください！」

岩泉「依千花。俺も今日のサーブの事教えてくれ。」

貴「はい！今日は見てた限り、7割ほど入っていましたが、威力面もプラスして見た場合は5割というところですかね。」

岩泉「そうか。ありがとな！」

その後も休憩時間を使って他の選手のサーブについても同様に話した。

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大平獅音&灰羽リエーフ
Happy Birthday！