③澤村の妹は青葉城西高校で岩泉の彼女【HQ】 (ページ38)

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#99！ページ38

依千花side

貴「次は私だね！」

そう言って一さんと手を繋いで、

貴「1年ちょっと付き合ってる岩泉一さんです///」

と、言った。
途中で凄く恥ずかしくなって、声が少し小さくなった。

岩泉「改めて言われると照れる。」

一さんの方を見ると口元を手で隠して横を向いていた。

そんな2組にむけて

大地「お幸せにな。」

と言った大地兄に研磨が驚く事を言った。

研磨「…大地兄、付き合ってる人がいるの隠してる？」

貴・京・岩・白「え？」

大地side

研磨「…大地兄、付き合ってる人がいるの隠してる？」

そう言われて焦った。

やはり研磨は侮れないな。

苦笑いを浮かべるしかなかった。

IH予選で負け、その後少し悩んでいた。

春高まで残るのかどうか。

他の3年はもう残るという意思を固めていた中、どうするか決めかねていた。

残りたい気持ちは勿論強くあったし、スガ達と話した時、まだバレーがしたいという気持ちを出させてくれた。

だけど、それが本当に正しいのか分からなかった。

そんな俺を救ってくれたのが道宮だった。

中学から一緒だったのと、お互い主将だったからよく話していたのとで今の気持ちを全て吐き出した。

それを真摯に聞いてくれた。

それだけで凄く助かったし、意思をしっかりと固める事ができた。

気づくと、道宮と話している時間は今までよりも断然長くなっていて、安心感があった。

そして先日、告白された。

凄く驚いたと同時になんとも言えない嬉しさがこみ上げて、

俺は道宮の事を好きになっていたんだ

と知った。

でも、それと同時にバレーに集中している間、道宮との時間は取れない。

だから今はバレー一筋の方が道宮にとっても俺にとってもいいと思っていた。

道宮はそれが分かっていたらしく、今は時間なんか取れなくていい。分かってるから。と、俺の考えを断ち切ってくれた。

そうして、道宮と付き合う事になった。

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※1日早いけど

西谷Happy Birthday！