③澤村の妹は青葉城西高校で岩泉の彼女【HQ】 (ページ19)

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#80！ページ19

依千花side

数日して、テスト結果が返ってきた。

渡「依千花ちゃん、今回も学年1位だね！おめでとう！」

貴「ありがとう！」

今回も1位になれて安堵しています。
国語と数学が満点だったのはすごく嬉しい！

昼休み
テスト結果を持って部室に集合と言われていたので、向かう。

ドアを開けると3年生はまだ来ていなかった。
少しの間、1・2年で喋っていると先輩方が来た。及川さんは入ってくるなり

及川「全員、まずは及川さんに渡しなさい！」

と言っていたので、ちょっとイラってきたけど一さんが及川さんの頭をはたいてくれたので、ちょっとスッキリしました、まる。

及川「うんうん。みんな赤点ないね！合宿大丈夫！」

それを聞いて安心したのか、それぞれテストのことで色々と話し始めた。

松川「おお。矢巾、英語結構いいじゃん。」

矢巾「はい！ありがとうございました！」

花巻「岩泉、数学高っ⁉」

岩泉「依千花にひたすら計算してろって言われてやってたら、なんかいけた。」

一さん数学高かったんだ！矢巾君もよかったんだね！

金田一「依千花先輩！」

貴「どうしたの？」

金田一「国見がさっき、先輩のおかげで応用のとこ全部いけたって言ってましたよ。」

えっ！それは嬉しい！あ…

貴「あの…金田一君。後ろ…」

金田一「え？うわぁっ！国見⁉」

国見「何言ってくれてんの？金田一。」

金田一「ごめんって！国見、自分じゃ言わねぇから！」

国見「塩キャラメル3箱ね。」

金田一「うっ！」

ご愁傷様です(苦笑)
…っていうか、及川さんってどうだったんだろう？

及川「…。」

テスト結果を見ながら、何か真剣に考えているみたい？

貴「及川さん？」

及川「うわぁっ！えっ、あっ、どうしたの？」

貴「いえ、及川さんはどうだったのかなって思って。」

そう言うと、他の人達も思い出したように及川さんを見る。

岩泉「及川、お前。主将なのに赤点なんかとってねぇよな？あぁ？」

えっ…あのプリント意味なかったのかな…

及川「赤点はとってないよ！ただ–––