#73！ ページ11
依千花side
貴「ただいま。」
準々決勝も無事勝利を収め、学校で明日のミーティングをしてから帰ってきた。
大地「おかえり。飯できてるから、手洗ってきな。」
貴「うん。」
貴・大(なんか気まずい。)
お風呂も入って明日の準備をして、よし！寝よ！
貴「大地兄、先に寝るね。おやすみ。」
？無視…？それはそれでキツいんだけど…
大地「なぁ、依千花。」
無視されたわけではなかったんだ…よかった…
貴「どうしたの？」
大地「今日は負けたけど、次は俺達が勝つからな！」
貴「！…次も勝つのは青城だからね！」
翌日、朝起きるとリビングの机に「頑張れよ」と書いた紙が置いてあった。
IH予選3日目
準決勝も勝利！この後はいよいよ白鳥沢との決勝戦。青城に緊張感が走る。
ピーッ
−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−
−−−−−
ピピーッ
セットカウント2−0
負けた…
最後の1点は、ライトにオープントス。
レシーブが乱れて、速攻は使えないのはわかってた。けど、それを関係ないと力尽くで点を取っていった。
貴「お疲れ様でした。」
泣いちゃダメだ！一さんも皆さんも泣いてない！
及川「依千花ちゃん、ありがとね！…泣いていいよ。依千花ちゃんも青城なんだからさっ！」
そう言った及川さんは、唇を噛み締めていて。
岩泉「依千花の応援も俺らの力になってるのには変わりねぇよ。」
一さんも、泣くのを堪えているのがわかる。
私も堪えようとしていたけど、一さんと及川さんの言葉を聞いて、泣いてしまった。
バスで学校に戻ってからミーティングして解散になった。けど、なかなか皆帰らない。
及川「よし！」
岩泉「急になんだよ。」
及川「くよくよしてらんないなって思っただけだよ！」
松川「そうだな。」
花巻「依千花も頑張って支えてくれてるし。」
貴「私はちゃんと支えれてますか？…」
岩泉「何言ってんだ。いつもの練習はもちろん、試合ん時もタイムアウト中とか一緒になって作戦考えてくれたり、応援してくれたりしてんじゃねぇか。」
国見「スポドリも美味しいですし。」
金田一「依千花先輩がいるのといないのとじゃ全然違うと思います！」
渡「そうだよ！」
矢巾「そうだぞ！」
及川「依千花ちゃんはちゃんと俺らの事を支えてくれる大事な仲間だよ！」
貴「ッありがとうございます！」
青城「こちらこそ！」
岩泉「よし、明後日からの練習も気合入れてくぞ！」
青城「お〜！」
及川「俺のセリフ…」
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月夜の葉桜(プロフ) - 水月*さん» ありがと！！！！！ (2018年10月19日 13時) (
レス) id: 2336b8875f (このIDを非表示/違反報告)
水月*(プロフ) - 100わおめ！！！！！ (2018年10月12日 18時) (レス) id: c283ad66e4 (このIDを非表示/違反報告)
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