【文豪ストレイドッグス】シにたがり少女の生く(いく)末は

【ハロウィン企画】Trick or Treat お菓子くれなきゃ悪戯するぞ ページ36

※注意※


死ネタです。
苦手な人は、今すぐ見るのをやめてください。

流血表現あります。


この話の設定等は、本編には全く関係ありません。



では最後にもう1度。

死ネタで!!!!!!





〖中島said〗

────可笑しい。



時刻は既に10時を回っている。
にも関わらず、鏡花ちゃんが未だ帰って来ていない。



今日は家で2人だけのハロウィンパーティをする予定だった。提案したのは鏡花ちゃんで、かなり前から楽しみにしていた。

だから鏡花ちゃんが遅くなる筈がない。




昼頃にAちゃんとショッピングに行ったきり、何の連絡もない。
ひょっとしたら先に帰っているのかもと思い、家に戻ってきたが、鏡花ちゃんは居ない。




「何か、事件に巻き込まれたんじゃ……っ！」




僕が部屋の中をぐるぐる歩き回っていると、手に握っている携帯が震えた。

画面を見ると“鏡花ちゃん”の文字。





「もしもしっ、鏡花ちゃん!? 今どこ！」

「…………て、」

「何？ 如何したの？」

「……たす、けてっ！」



“助けて”

確かに鏡花ちゃんはこう云った。




「っ、鏡花ちゃん、今どこ。」

「たんて……」





たんて。ここまで云って、電話は切れた。


探偵社。恐らく鏡花ちゃんは、探偵社と云いたかったのだろう。









僕は急いで探偵社へと向かった。

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