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「次はどこに行く?!」
 
「えっと…ジェットコースターとか?」
 
「よーし!ジェットコースター行くぞー!」
 
なんとかお城の前で写真を撮り終えて、今からジェットコースターだ。
写真撮ってからお化け屋敷やシューティングゲームもしたけれど。
どれも満足できるほど楽しかった。
なんで今までこなかったんだろう?と思うくらいには。
 
「あ、でもそろそろ司さん達のショーが始まるんじゃない?」
 
「あ、そっか…
…よし!
ジェットコースター乗ってからダッシュで行こう!」
 
「ええぇ!?」
 
「だってAちゃんとジェットコースター乗りたいもん!」
 
「んじゃあ、ジェットコースターだけね」
 
「わあい!」
 
私達5人はジェットコースターへと走る。
 
幸い列が空いていたので数分で乗る事ができた。
 
 
***
 
 
「ふぅ…
楽しかったー!」
 
「ね!」
 
「うん、とても楽しかったよ
…で、ショーってどこでするの?」
 
「えっとねーこっち!」
 
咲希ちゃんはワクワクしたような顔で私の手を引く
 
そして、ちょっと歩いたところに司さんの姿が見えた。
…他にも数人いる。
 
「あの人達がワンダーランズ×ショウタイムの人達だよ」
 
穂波ちゃんが4人を見る。
それに合わせて私も見た。
 
4人は何かを話し合っているのだろうか。
それにしてもずっと笑ったり、楽しそうにしている。
ショーを届ける人達があんなに笑顔だったら、見るみんなもきっと笑顔になるだろう。
 
「…すごい
まだショーを見てないのに言うのもおかしいけど…
あの人達は優しくて温かいだろうなって、わかる」
 
「…!
そうなんだよっ!流石Aちゃんっ」
 
「ショーが楽しみだね」
 
「うん!」
 
私達は観客席へと移動した。
観客席には子供達がいる。
みんなキラキラ輝いていた。
希望に溢れているような、夢があるような瞳。
 
私はいつからその瞳ができなくなったのだろうか?

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設定タグ:プロセカ , 初音ミク , 百合   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:テア | 作成日時:2022年5月20日 21時

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