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受け入れられなかった私の性格、表情、姿。
それらは今、無理やり捻じ曲げられている。
自分という、大きな壁によって。
きちんとそれがあることは認識しており、承知している。
だから今、私の気持ち次第でその壁は壊せるし、また修復だってできるわけだ。
(だから？)
私は授業を受けながら、そんなことを考えていた。
(だから私は昔のキャラに戻ればいいってわけ？
おどおどしてて、何も言い返せなくて、何もできない屑に？
自ら戻れと？
……それは結果的には幸せじゃない)
私はきっと変わりたくないのだろう。
今の姿を認めて欲しいのだろう。
承認して欲しいのだろう、愛されたいのだろう。
でもそれではダメだと分かっている。
だからわざわざいい子ちゃんぶって、顔色疑って生きてきた。
ボロが出ないように必死に振る舞ってきたのだ。
そう、まるで舞台で演技をしているように。
でも、それは私自身を狂わせていた？
でも、そうしないと私自身が否定される？
でも、そうと決まったわけじゃないだろう？
でも、それが私自身を守っているのは事実だろう？
…………なんで じぶんで なにも きめられないの？
(………ああ、うるさいな
そんな事、私にだってわからないのに…)
「ミク…なら、分かるのかな」
ふと、横を見る。
廊下の窓ガラスに映った私は、またいつものように笑っていた。
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テア(プロフ) - ravitoさん» ありがとうございます！！めちゃめちゃ嬉しいです！！！ (2023年3月15日 10時) (
レス) id: e47cfdfc3f (このIDを非表示/違反報告)
ravito - 狂おしいほど好きですこの話！！ (2023年3月5日 16時) (レス) @page15 id: 194de91936 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テア | 作成日時：2022年11月7日 10時
