同居相手になりました。2

67 ページ21

帰宅後、相談してみたらあっさりOKを貰えた。風雅くんに伝えると疑い深そうな目で見て来たけど、大毅さんも淳太さんもめちゃくちゃ優しいから気にしなくていいのにね。
そして今日がその日！！目的はキャンプ、BBQ！！


あ「大毅さん、淳太さん！！私、キャンプもBBQも初めて！！」


淳太「そりゃあよかったわ。でも、女性連れてきたほうが良かったかもな〜。」


あ「何でですか？女は私がいますよ！！」


風雅「Aちゃんが女一人やからって気い遣ってくれとるんやろ。」


あ「なるほど！！全然気にしてないんで大丈夫です！！」


大毅「これは男として見られていない証拠！！」


淳太「普通に同居してるお兄さんっていう目でしか見られてへんやろ。」


大毅「それ言わんとって！！」


風雅「やっぱ好きなんっすね。」


大毅「なんやねん。ちゃうし…。別に好きちゃうし…。」


あ「風雅くん風雅くん！！見てみて！！四つ葉のクローバー見つけたよ！！」


風雅「お〜よかったなあ。」


大毅「家に帰ってから押し花みたいにしてみるか。」


あ「やったあ！！」



淳太さんが私のことを娘を見るような目で見てくるのですが…なんででしょう？
子供っぽいとかそういうこと！？みんないくつになっても四つ葉のクローバーはテンション上がるよね！！

何でか大毅さんにも頭撫でられるし、風雅くんにも撫でられるし。

え、子供っぽい？え？子供っぽくないよね？普通だよね？
私は普通の女子高生！！JKだよ、JK！！




大毅「水分補給もちゃんとするんやで。ほい、水。」


あ「ありがとう！！」


風雅「次はどこ行くん(笑)落ち着きないな〜。」


あ「蝶々！！風雅くん、蝶々いるよ！！ついて行こ！！」


風雅「ええ…。」


大毅「何、幼稚園児なん？そこも可愛いけど。」


淳太「遠くに行きすぎて迷子になっても知らんからな！！」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

先日、演劇部の部員4人で打ち上げに出かけて立ち寄ったCDショップで

なんと！！

証拠の初回限定版Aを発見！！


秒でお会計しましたよ。はい。私も手に入ったよ！！証拠！！
ありがとう、高校！！ありがとう、部活！！ありがとう、ジャニーズ！！愛してるよ！！



のんはる

68→←66

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す