救ってもらってもいいですか？2

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大吾side





ただ今、午前10時。
そろそろ、起こすべきやと思う人！


作者「はーい！」


あ、作者か。まあ、ええわ。
起こしに行こ。









コンコン



大吾「Aちゃん、もう、10時やで。みんな学校行ったで。」


あ「ｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚ」


大吾「こんなんじゃ起きへんよなあ。」


あ「ｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚ」


大吾「起きろ！！とにかく起きろ！！」


布団をはぎ取ってみる。
Aちゃんお気に入りの大きめトレーナーとハーフパンツ。

寒そう。脚、がっつりでとるやん。


あ、惹かれへんのって？
こんな、妹とかレベルの子にそんなこと思いません。俺、大人やし。大人やし！！




あ「さむい…。」


しゃべったけど、目、開いてない。


大吾「Aちゃん、どうしたん。いつもこんなにひどくないやろ？」


あ「んう…ｚｚｚｚｚｚｚｚ」


大吾「何、昨日びっくりすることでもあったん？」


あ「ｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚ」


大吾「あ、みっちーに告白されたとか？」


ガバッ！！


大吾「あ、起きた。」


あ「え///大吾くん、知ってたの？」


大吾「へー、告白されたん。」


あ「知らんかったん！？」


大吾「返事は？」


あ「言ってない。」


大吾「みっちー、可哀想やな。」


あ「え、そんなにひどいことしたの…？」


大吾「断るんやったらそれなりの理由考えな。」


あ「ちゃんと、考えてる。」


大吾「返事？」


あ「嘘かどうか。」


大吾「そこは信じよ？」

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