救ってもらってもいいですか？2

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電車に揺られて(ちゃんと、お財布は持ってきていた)叔父さんと叔母さんの家に着いたのは、7時ごろだった。


結局、シェアハウスから離れられなくて駅まで来るのに時間がかかってしまった。
高校はやめてないよね？なら、学費稼がなきゃだし。








ピンポーン


？「はーい。」


ガラッ


？「あれ、Aちゃん。どうしたの？急に。」



ドアを開けてくれたのは叔母さんで。
相変わらずの優しい口調に安心する。時々、メールを送ってくれたりもしてくれていた。



あ「言いたいことがあって…。シェアハウス、出てきちゃったんです。」


叔母「また何で？楽しそうだったじゃない。」


あ「迷惑かけちゃうから…。」


叔母「そう。つらくなったらここに来てもいいのよ。シェアハウスの人や中間さんはそんなこと望んでないとは思うんだけどね。」


あ「…そうかもしれないです。」


叔母「決めたことなら止めないわ。その、皆さんがどうかは分からないけどね。」


あ「叔母さん、ありがとうございます。失礼します。」


叔母「ええ。」








みんなは、シェアハウスのみんなやお兄さんは私を迎えに来てくれるんだろうか。



ううん、そんなこと考えちゃダメだ！！町に帰ろう。シェアハウスのみんなに見つからないように気を付けて。頑張るぞ！！









あ、バイトの求人とかないかなあ。探しながら帰ろう。
1週間くらいなら持つんじゃないかな？野宿できそう、うん。









私、たくましくなったかな？

80→←78　たおさんありがとうございます！！

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