救ってもらってもいいですか？2

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大吾side


大吾「あ…。」

部屋で休憩してて、そろそろ晩御飯の用意でもしようかなとリビングに入ると

みっちーの膝ですやすや眠っているAちゃんと、
それを愛おしそうに見つめているみっちー。





リア充むかつくなあ。
心の狭い大人ですよ、俺は。




バン！！


とりあえず、わざと大きな音を立ててドアを開ける。



駿佑「うわあ！！びっくりしたあ。Aちゃん起きるやん。」


大吾「ごめんごめん。晩御飯用意せなって思うてな。」


駿佑「もう…。」









とか言いながら、Aちゃんの頭を撫で始める。









いや、お前はペットを愛でる飼い主か！！






大吾「Aちゃん、寝たん？」


駿佑「んー、どちらかと言うと寝かせたやな。休憩してなかったから。」


大吾「く、薬？睡眠薬でも使ったんかお前は！？」


駿佑「んなわけないやろ！ここに連れてきて背中たたいてあげただけやし。」


大吾「まあ、それやったらええんやけど。あ、Aちゃんのこと一人占めせんとってな。」


駿佑「ええやん、一人占めしても。」


大吾「付き合ってもないくせに。」


駿佑「ぐ…。」


大吾「とりあえず、晩御飯出来たらAちゃんの子と起こしてや。」


駿佑「はーい。」






からかうのは、ここまでにしておこうか。









Aちゃんと晩御飯作ろうと思っとったのに。

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