繋がってしまったんだけれども【Knight A】

104 ページ15

なちside

別れ話をして数時間後、いつの間にか作られてた合鍵で私の自宅に転がり込んだのは私が別れ話をした張本人兼推しのしゆんである。

スライディング土下座を決めた彼をとりあえず見下ろす。


しゆん｢別れないでください｣


なち｢あんなの晒すようなやつとは仲良くできません。…しかも私が甘えた時のやつで、もー！！ほんとやだ！恥ずかしい！！｣


しゆん｢そこをなんとか！！｣


なち｢やだ｣


しゆん｢…コンビニスイーツとかお酒買ってきたんだけどなぁ｣


なち｢弁明くらい聞いてあげる｣


しゆん｢あはっ、七夏やっさし〜。ワインボトルで買っちゃったからコップ借りんね｣


なち｢うん！｣


普段檸檬堂かストゼロの男がワインとか珍しいな。私のご機嫌取りか！！

私の予想通りご機嫌取りだったらしく自分はちゃっかり檸檬堂を準備していた。


なち｢うんま〜！！このワインめっちゃ美味しいしコンビニスイーツも美味しいしおつまみも美味しいし！｣


しゆん｢なー、また買ってくるから別れるとかなしにしてくれん？｣


なち｢やぁだ｣


しゆん｢んふ、それでこそ七夏だな。こっちもやり甲斐があるってもんだわ｣


なち｢？？？｣


今日は酔いが回るのが早いな。ワインなんて初めて飲んだからかな。体熱いし力も上手く入らないし、早く寝よ。しゆんは床で寝てもらお。
シャワーだけ浴びよっかな。でもちょっと足元おぼつかんし怖いな。うん、このまま寝よ。


なち｢しゆんごめん、なんか今日酔い回るのめっちゃ早い。先寝る｣


しゆん｢いや寝るなって(笑)わざと度数高いワイン買ってきたんだし｣


なち｢…ん？わざと？｣


しゆん｢酔っ払った七夏、思考能力落ちるじゃん？今のうちに言質とっとこ〜なんて｣


なち｢残念、意識ハッキリしてるんで〜！！｣


しゆん｢時間経つと回るタイプじゃんお前。もう1杯飲まん？｣


なち｢飲まない！！｣


しゆん｢んー、｣


なち｢へ？｣


手を引かれた私はいつの間にかしゆんの腕の中にいて、そのまま唇が触れ合うのを拒否できなかった。

…あー、流されそ

フォロリク送ってくれた人へ→←103

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキーメンバー

ばぁうくん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す