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パッと、手術中のランプが消えた。
謙杜がストレッチャーに乗せられて運ばれていく。
医者「長尾さんは、発見が早かったのもあり命に別状はありません。」
あ「あ、ありがとうございます！！」
医者「ですが、これは自分で作った傷です。相談に乗ってあげてください。」
あ「私の責任です。申し訳ありません。」
医者「私に謝られてもどうすることもできません。すぐに目を覚ますと思います。」
駿佑と恭平、とあねちゃんとゆきとくんを連れて病室へ行く。
足取りが重かった。
とあねちゃんとゆきとくんは「助かったの？」「よかった」と嬉しそう。
それが余計につらかった。
とあね「お兄ちゃんだ！！大丈夫？」
ゆきと「お兄ちゃん、起きて〜！！」
ベッドの周りでぴょんぴょん飛び跳ねて、起こそうとしている。
それが伝わったのか、謙杜がゆっくり目を開けた。
謙杜「あれ…？生きてる。」
とあね「お兄ちゃん！！お兄ちゃん！！」
謙杜「あ、とあね。ゆきとも。」
ゆきと「お兄ちゃん、心配させんとってよ！！」
謙杜「うん、ごめんね…。」
あ「謙杜、」
謙杜「Aちゃん。来てくれたんや。」
あ「ごめんね。謙杜が体調悪いの気づいてたのに、悩んでるのも。」
謙杜「…Aちゃんは悪くない。僕が何にも出来へんから。」
あ「私、私、謙杜に自分から私に伝えてほしくて言えなかった…。」
駿佑「それ言ったら、俺の方が長尾と一緒におったのに…。」
恭平「それは俺も…。」
駿佑「相談に乗ってあげられなくてごめん。気づいてあげられなくてごめん。」
恭平「そこまで思い詰めてたのに、助けられんかった。俺って、ほんまにダメやな。」
謙杜「…ええんや。僕が、僕が悪い。」
あ「謙杜！！自分を責めないでよ…。」
それしか言えなくて、謙杜の手を握ってそのまま泣き崩れた
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のんはる(プロフ) - 梨那さん» そうですか、コメントありがとうございます！！ (2019年7月4日 15時) (
レス) id: 23c412a5cf (このIDを非表示/違反報告)
梨那(プロフ) - ではいいです。 (2019年7月3日 23時) (レス) id: f40c7cea9c (このIDを非表示/違反報告)
のんはる(プロフ) - 梨那さん» リクエストで成り立ってるので読者さんの趣味になりますね。軽くテーマくださったら何でも書きますよ！！遠慮なく言ってくださいね。 (2019年7月3日 23時) (レス) id: 23c412a5cf (このIDを非表示/違反報告)
梨那(プロフ) - 暗い話しかないので明るい話が読みたいです！ (2019年7月3日 23時) (レス) id: f40c7cea9c (このIDを非表示/違反報告)
のんはる(プロフ) - 楝さん» OKです！！了解しました。今のリクが書きおわったら書かせていただきます！いつもリクありがとうございます。 (2019年6月21日 6時) (レス) id: 23c412a5cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんはる
| 作成日時：2019年2月9日 21時
