イケメンさんと私の寮生活 (ページ7)

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素で過ごす昼休みが終わったところで、
あとは根性で乗り切るしかなかったりする。

女子「昼休みは彼氏とラブラブってこと？」

女子「あんなオープンで彼氏とお弁当とか見せつけてる感やばい。」

女子「本当にうざいんですけど。」

菜月「可哀想な人たち。」

あ「はあ…。本当に。」

とか言いながら、ダメージは結構残るものである。
女子に嫌われる女子って学校では生きていきにくいんだよ。

菜月がいなかったら、今頃、私壊れてるよ。

恨むぞ、大西さん。

菜月「大丈夫？しんどそうだけど。」

あ「大丈夫よ。ごめんね、心配かけて。」

そして、

あ「終わった…。」

流星「A、一緒に帰ろうか。」

あ「うん…。」

菜月「駿佑、帰ろ。」

駿佑「菜月から誘ってくれるの嬉しいわ♡」

ラブラブカップルと偽物カップルは仲良く帰路に立つ。
早く寮についてくれ。早く寮についてくれ。あ、ついたらお弁当箱洗うのか…。

菜月「じゃあね、また明日！！」

駿佑「じゃあ。」

あ「また明日。」

流星「またね。」

ガチャッ

大吾「おおにっちゃーん！！」

流星「グハッ…。」

勝利「あ、A。おかえり。」

あ「佐藤さんもおかえりなさい。」

勝利「大学生組、みんな弁当箱洗ったからね！」

あ「わあ、助かる。いつもそうしてくれればいいのに。」

お母さんの気分だ。