イケメンさんと私の寮生活 (ページ49)

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登校すると、友人の菜月に抱き着かれる。
奥で菜月の彼氏の駿佑くんが苦笑いで『病み上がりなのにごめん』と声をかけてくれた。

流星「じゃあ、教室行くな！無理したらあかんで？」

あ「うん、ありがとう。」

菜月「過労で倒れたって聞いてびっくりした(´;ω;｀)」

あ「誰情報よ、それ。普通に風邪だから大丈夫。」

菜月「大西流星くん情報。」

あ「過労じゃないから。過労になるほど働いてないよ、大丈夫。」

駿佑「ほんまに昨日は菜月の魂半分抜けてたんやで(笑)良くなってよかったな。」

あ「本当にご迷惑おかけしました。」

菜月「看病で風邪悪化とかなかった！？」

あ「大丈夫だよ。悪化してたから来てないから(笑)」

菜月に泣かれながらも朝休み終了。
寮母をしている事情を知ってる担任にもめちゃくちゃ心配された。

うん、過労で倒れるほど働いてないですから。

大西さん、大げさに言いすぎ。
昨日は職員室中が私の話題で染まったらしい。

流星「A、今日のお弁当は？」

あ「あっという間に昼休みですか。あ、今日は中華風です。チャーハンとか入れてます。」

流星「美味しそう！！」

菜月「私も食べたい…。」

あ「まだ食欲そんなにないから私の分食べてくれると嬉しいな。」

菜月「やった！！ジュースあげるから交換ね！！」

あ「昼ご飯にお汁粉って…(笑)」

駿佑「でもほんまに美味しそうやんな～。寮の皆が羨ましいわ。」

あ「一応、部屋余ってますよ。10部屋あります。ちなみに一部屋2人までいけるので。今はみんな一人一部屋で広々。」

駿佑「でも、姉ちゃんやおかんがうるさいんよ。」

菜月「私も。弟が小さいからさ～。」

あ「そっか～。大学生になったら検討してみて。」

菜月・駿佑「「もちろん！！」」